さて、今年も来週あたりから本格的に様々な予備校で模試が行われます。
今年は、わが軍も予備校と掛け持ちの学生が多いこともあり、様々な模試を見る・解くことになりそうですが、
先日ベネッセの模試と河合塾のプライムステージ模試を解きました。
どちらもそれなりにいい問題が出題されていたのですが、
まあ模試をボカスカ受けているのもまた違うかなって言うのが本音です。
全国模試っていうのは、やはりニュートラルすぎるのもあり、ただ受けまくっていても実力はつかないものです。
そして、共通テスト系の模試もいっぱい受けまくってもそれほど実力はつかないし、数をこなす作業は
少なくとももっと後でいいです。というわけで、学生の中には、第1回目の共通テストを敬遠している人もいます。
ただ、個人的には河合塾の全統記述模試は第1回として必ず受けてもらうことにしています。
まあ母体数が多いし、それなりの難易度だし、たとえ浪人にとってはスコアが出るテストとはいえ、
ちゃんと取り組むけじめみたいな感じになるので、よっぽどできる人を除いては受けるようにしてもらっています。
駿台の模試は本当に難しいし、簡単にスコアが取れないのもあるので、
私の指導生の場合は、東大と京大志望者以外は受けなくていいって話しています。
本当に心を折るときがあるので、それだったらじわじわ解けるものからやった方がいいかなって思っているためです。
まあ、月に1回でも結構多いし、なにより最近は模試の値段がハチャメチャ高いので躊躇しますね。
春に記述1回、夏と9月に記述とマークで2回、
そして、10月に共テの第3回
or共テプレテストを任意で解く感じでいいかなと。
最近は偏差値を追い過ぎても、結局大学によっての形式に沿って準備した方が効率もいいなって思い、
9月の時点で実力が見えたら演習した方が解くかなということもあり、お金とかを気にする人には
こういう受験の仕方をさせます。ただ、実戦的な演習は自分でやるってことはした方がいいので、
よく考えてみてください。まあ私の指導生はほぼ毎週小テストみたいなことを授業内でもさせられているのもあるので、
受ける必要がないって思うことも多いのかもです。
また、コロナで会場受験をしないってことから、
受けない人も増えてきて、うまくやってきた経験値による判断というのでもあります。
今年は会場受験復活ですから、少しまた違ってくるでしょうし、受ける意味自体は昨年よりはあるかな。
というわけで、まずは5月のどこかの模試で実力をしっかり測ってください。