さて、この時期は時間を気にして問題を解く訓練をガンガンさせられるわけですが、
(少なくとも私の授業ではそうなります。予備校でも〇〇分以内で必ず解け!って感じです)
少々気を付けてくださいね。
英語でよくあるのが、「いつもの解き方では終わらないから、読み飛ばしてしまおう」とかっていう
謎の読解問題アプローチ。まあダメですよね…。
「速読=読み飛ばして理解すること」みたいに考えている時点で、まあ継続してきた学習の失敗にしてしまいますよね。
人間は練習してきたこと以上のことはそう簡単にはできないものでして、
あくまでも練習してきたものをベースに進化させるしかありません。
でも、謎のアプローチに走る時期ってのもあって、問題を沢山解くようになるのはいいのですが、
無駄な消費が増えているだけで実はいうほど実力がついていないってパターンは多いです。
まあ本音を言いますと、時間演習だけで終盤の生活を終えるって形が理想で、
10月ぐらいまでには復習しなくていい・読解のベースの力を向上させるってことを言うほどしなくていいってほど
問題を解きぬいていてほしいのですが、受験生にそれを物理的に求めることはなかなかできないし、
出来る人自体少ないように思います。
(でも、これぐらいの勢いじゃないと旧帝・国立医学部には行けないっす…)
そこで、たとえ今が受験追い込み期であったとしても、
英語の精読や文法の確認はどこかで必ず入れてください。
まあ特に現役生は夏に詰めた知識が抜けまくっていて、全然覚えていないとは言わないまでも30%ぐらいって人は
地味にいるのではないでしょうか。それでもしょうがないって諦めて突っ込むのであれば、まあ浪人してください。
まずうまくいかないです。受かる人こそぬかりなく、11月~12月のどこかで復習する時間をしっかりとったり、
気になったらすぐに精読とかゆっくり解いてかみしめるor自分にとってできない部分を詰めるってことを
ちゃんとしています。まあそれぐらい勉強することに余裕を持っているってことともいえるかもですね。
共通テストとかの勉強もあるし、本当に大変だったりするのですが、
それでも頑張らないといけませんし、見直していかないとできるものもできなくなってしまうので
今一度復習を徹底する期間をつくりましょうね。