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雑記

3日、3か月、3年~とりあえずまずは3か月頑張れるかが勝負!

さて、予備校の授業ももう1か月半ぐらい経ちます。

今年は指導生ほぼ全員が国立医学部志望者と私立医学部志望者がおおよそ半々でおり、

そこに2名だけ文系の学生がいるだけで、医学部受験メインで指導しております。


さてそんな1か月半の中で、英語で困っている学生の質問もちらほら受けて、少しずつ解決しております。

その質問の中でも、

どんなに続けても英語ができないということを理由に英語が嫌になったというパターンがちらほら。

中には、準1級を取っても、模試ではスコアが取れず偏差値が60を越えていかないという相談もあり、

なかなかいびつな実力をつけた学生も結構いました。頑張っているのを見ている分、つらいですね。

でも、実際のところ、学生自身が思っている以上に、「続けていない」ことが多いのですよね。

英語ができない学生のよくある勉強法は、

「ただテキストを見るだけ」、「ただ問題を解くだけ」

のような「ただ●●するだけ」形式なのですよね。

目標なく、物を覚えたりしてもできるようにはなりません。

また、テストlikeに割り切りすぎて、テスト前だけ知識を詰め込む勉強をつづけた人はやはりうーむです。

「覚えるものを覚える」という決心みたいなものをしっかり軸にして、

その上で問題を解いたり、和訳の練習をしたりするのが

ちゃんとした勉強で、結局は「覚える」作業に力を入れていないんですよね。

例えば、S prevent A from Bの書き換えが縦横無尽に書き換えられない人って地味にいます。

これって「SはAをBから妨げる」という意味ですが、これでは使いづらいので

「Sのせいで、AはBできない」って覚えて馴染ませた方がいいのに、なかなかそれに移行できない人って多いです。

またpreventの代わりに、keepやhinderやhold、ときにはdiscourageと書き換えができますが、

前々回にやった内容がちっともfeedbackされておらず、頭に入っていないんですよね。

(こういう状況は、記述模試で偏差値70オーバーでもそれが見受けられます。)

こういう派生や単語まで、語彙に関するインプットをしっかりしなければ、

永遠に問題を解き、しかも膨大な量を解き抜かなきゃいけなくなります…。

それはずっとやっているようで、やっていないんですよね、「勉強」を。


では、どうすればいいというか、どれぐらいは頑張ればいいのか??

「3日坊主」という言葉がありますが、まあこれはダメですよね。

3日でやめちゃうような志でしたら、英語の学習なんてやめちゃって、

コロナ禍ですし、好きな映画を観まくっている方がいいに決まっています…。


よく、昔の人は、「3日、3年、3か月」とよく言っていましたが、

これは何かをやろうと専心したときに迷いが出る時期なんですよね。

3日という月日はなんとなく面倒くさくなったり、あきあきしたりする時期なんですよね。

まずはこのハードルを越えられなければいけないのですが、

単語や1単元の復習を3日やり続ける人って実は結構少ないのかなって思います。

苦手な人ほど、先に進もうとして中途半端にして先に進めてしまう人も

少なくないのではないかな…

(偏差値70の猛者どもが1週間もあったにもかかわらず、

私のテキストの知識をちゃんと覚えていなかったわけで、

それより下回る学生はさらに完璧な復習が終えられてないんだと思います)

というわけで、まずは

3日坊主を越えることを目標に1つの単元の知識をしっかり覚えるようにするべきです。

そして、3か月かけてその知識を維持できるかが次のステップですよね。

3か月ぐらいで基礎英文法を網羅できて、体系的に把握できるレベルにいるといいですね。

(1単元だけじゃだめだよね、当然)

受験において、この「まずは3か月」ステップが多分重要になってくるんだと思います。

3か月は講師と一緒に粘ってみる…もしくは講師の指示に従って、

英語の知識を覚えることを粘ってみる。それができるようになって、

コツがつかめれば、もう3か月長文とかやっていくと、1年で結果が出るのかな

って毎年うまくいった学生をみていて思います。


3年目……まあ中学生から勉強している学生等によくある感じでしょうが、

とにかく受験勉強から離れたことをあえてやってみることですね。

でも、それぐらい勉強し続けていたら、

正直受験の世界ではかなり上位になっていると思いますwww

夏手前までしっかり粘ってみてください!

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