僕は実は結構な学歴コンプレックスを抱えていた人間ですが、
日大で師匠と勉強してから、そしてスウェーデンで勉強してから、そして曲がりながら名大に行ってから
見た目的には微妙な経歴ですが(でも少々異質でもあります…知りたい人は指導の雑談の時にでも話しますw)、
だいぶ緩和されましたかね。名大は大学院ではありますが、それなりに短期集中で死ぬ気で勉強して、
研究も自分なりには結構一生懸命にやった方なので、ある程度は満足はしております。
だから、あまり経歴に不満はないし、何より馬鹿にされることはずいぶん減りました。
(というかですね、日大法学部というと、結構低くみられるんですよね…
まあこの稼業だと仕方ないんですけどね。学歴的にはそこかいっ!ってなるのは自分でもわかるww)
でも、学生たちには、本当にそんなアホな??って言われちゃうような目標でもいいから、
高い目標を掲げてほしいんですよね。
先日、指導している学生から「京大医学部に行きたい!」と言われ、
私も急な進言だったので「うおっ、マジか!」ってなったのですが、
これはどんなに実力がかけ離れていても、最初は見守っては見たいんですよね。
そして、それを本気でやるのであれば、
これだけやらなきゃいけないんだよね??っていうのを提示してあげたくなるんですよね。
そして、そこから、どれだけマジで勉強するのかを見てみたいんですよね。
実は昨年の末にもそういう話が本気で来て、朝3時半に起きて、学校行くまでずっと勉強して、
夜10時に就寝するという生活に切り替えて今でも続けている学生とか見ると、
「くそーーー、どうやって京大の医学部に行かせようかなぁ??」って大真面目に考えるんです。
課題とか、私の本気に近いスピードで処理してきてくれるし、他の科目もしっかりこなしているし、
とにかく、京大に行けないような模試結果をみると本気で『僕の力不足で申し訳ない』と言いそうになります。
目標を大きく掲げると、揶揄されることは多々あります。
もちろんその揶揄が妥当なものもあります。本当に頭がよかったり、努力しているにもかかわらず、
大それた目標を掲げたにも関わらず勉強していなかったり、怠惰だったり、結果がそれほど出ていなかったら、
「なんであんたと俺は同じ境遇なんだ?」って言われてしまうんですよね。
だから、やると決めたらそれなりに覚悟を決めて、出来る限り頑張るっていうことはしてほしいんです。
こういう大きなことは、できるかできないか?の話で語ってはいけなくて、
できるかわからんくても、とりあえずやってみよう!、これでいいんです。
真剣にやっていてできなかったことを目の当たりにしても、そのできなかったことを笑うことはできません。
それを笑ってしまう人は、鬼です…。
できないときなぁって思った時は、まずは自分にとってこの偉業は時間を要するだろうから、
どの時間が無駄なのかを見直して、
その分を自分の偉業への糧に変えようとすればいいんです。
そして、まずは自分の出来る範囲をどんどん広げていき、
そこからどうやって時短するかを考えていけばいいだけです。
例えば、単語を1日10個覚えるのに1時間かかっていたのが、だんだん繰り返していけば
20分で覚えられるようになったら、40分余るわけで、その分を違うことに使えるようになるわけですよね。
こういう時間をどんどん作り上げて、自分の苦手なものに対して時間をあてがっていけば、
やれることは無茶苦茶増えます。20分で覚えられるようになったのに、やっぱ60分で!っていうのは
怠慢なんですよ。または、60分の間で覚えればいいのか!って思ってちんたらやるのも怠慢です。
何事も与えられた時間よりも少し早くできるように頑張ろうとすれば、きっと時間はできあがります。
あとは、それをどれだけガチで取り組めるかです。
目標が高くあれば、こういう作業は無意識にできるようになるし、
そういう風に頑張る学生の姿は美しいです。
行けるかどうかを不安に思うよりも、その目標を掲げた自分を誇りに思い、どこまで戦えるかを
見守りつつ闘争していてください。
そして、当分、集団授業の告知もつけておきます!
⇒現在2名来てくれました!ありがとうございます!