彼はいろんなことに忘れていることに気づきました。
勉強面で言えば、関係代名詞と関係副詞の区別の仕方、
仮定法の簡単な公式、分詞と関係代名詞の関連性といったところ、
そして私生活では、ノートのプリントアウトと
きゅうりを買うのを忘れるといった具合。
彼は複数のことを短期記憶でさえも難しいようにみえました。
こういったことは、実は皆さんも頻繁じゃないとはいえ、
ありえる事実で、あまり気にしないように思いますが、
この「気にしない」という行為が、人間の意識を鈍麻させるわけですね。
勉強でも同じです。時間をかけてもいいから、
覚えたなと思ったところをそらで言ってみると
ものすごく記憶力が上がります。
要は、覚えたと思ったことを思い出す行為をしていれば、
記憶はそう簡単に消えないのです。
常に自分の覚えた内容を頭の中でぐるぐる回してみてください。
リゾームすることで、忘れなくなります。
そして、それを整理するためにto doリストをつくるわけです。
例の彼は、「リコーダーの練習をする」と言った1分後に、
「あ、マナカのチャージをしなくちゃ」というタスクを言った瞬間、
「リコーダー」のタスクを忘れてしまっていました。
こういうことを防ぐためには、まずメモを残しましょう。
そして、そのメモをみる癖だけ歯磨きをするように作ってしまいましょう。
しかし、こういった悩みを持っている学生が多すぎます。
一つのことが現れてしまうと、もう一つのことはすぐに捨てられてしまうのです。
ある意味でこういった忘却は潔く、新しい発見が見つかることもあり、
学者にとっては必要な力ではありますが、
意識的にこういった力(中立である力)をつかえなければ、
忘却は障害になることの方が多いように思います。
常に触手は広げておくことが重要です。食わず嫌いは厳禁。
いろいろなところに神経を回しておけば、
脳細胞も活性化して、忘れることもなくなります。
体は動かせなくとも、脳は動かしましょう。
医学的には知りませんが、感覚的に言えば、これが忘却しない最良の方法でしょう。
「忘却」無人にはご注意を。
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