最近、靴を大量購入しました。
私は基本靴はスニーカーか革靴で、スニーカーは数年で履きつぶすことが多くあまり高いものを買わず、
革靴はソールを張り替えて10年以上は履くようにしているのですが、
見事に全部だめになってしまって、3か月でまさかの7足購入。
(靴はたくさんあった方が長持ちするし、
最終的にコスパがいいのでいいものを買うようにしている。
あと、僕は元々靴屋で仕事をしており、修理もできなくないぐらい靴は詳しい方だと思います)
新しい靴を買う時には40歩以上歩くといいっていうのが靴屋で教えてもらった謎のセオリーにあって
それを毎回やって購入するわけですが、それでも靴擦れって起こすわけですよね。
でも、1週間ぐらいで馴染んでくると、靴擦れは起こさなくなるわけですが…ここまでがなかなかしんどい。
(足入れがいい靴に出会えた時は本当に幸せです。僕の足はなかなか変な形をしているので、
本当は全部オーダーメイドにしたいのですが、最近のオーダーメイドは本気出すと高すぎるので…)
さて、こんな靴の話が一体なんなん??って思うかもしれませんが、
実はこれって、新しい学習生活も一緒なんですよね。
おそらく、学生の皆さんは学校や予備校でも様々な先生に出会って様々な手法に出くわしていると思うんです。
私も実際に細かく「こうしろ、ああしろ、これを優先すべきだ」とかガンガン話すわけですが、
中にはそれが合わなくて、どうにもこうにもしっくりこないことってあるんですよね…。
過去に学生にこんなことを言われてしまったことがあります。
「うちの予備校は先生が選べない担当式だから、やり方が合わないと悲惨だ。英語はまさにそうだった」
これは本当にわかるんですよ。僕も国語や数学がまさにそんな感じで悩んだことがあります。
でも、それは最初からそれを一辺倒に言うのは、正直どうかなと…。
まあ相当自分の中で実力が確立されていて、ルーティンができている人はそれに従わなくてもいいとして、
(尤もそういう生徒は勝手にカスタマイズして、自分のやり方に使えそうなものを昇華するだろうが…)
まずは一定期間はその人のやり方に沿ってみるのは1つかなと思います。
そうですね、1か月~2か月手前ぐらいですかねぇ。
その時にしっくりこないがまあ自分のやり方と融合できそうなら都合よく処理すればいいか
ぐらいに考えて授業とかに出て、課題をこなしていれば、まあそれほど大きな失敗ってないんですよね。
実際に私の指導も、他の先生から言わせると「相当癖がある」というか、独自路線まっしぐらだと
ご指摘をもらうことが多いのですが、まあその路線にしっくり乗ってしまうと、
実はかなりとっとこ自分で行けてしまうわけでして…まあ最初だけ窮屈なだけってことは結構あるものです。
まあもちろん違和感があり続けているのであれば、こっちから提案できることもいっぱいあるし、
攻め方を少し変えてみようってことは提案しますしね。
まあ何事も、誰かの話に乗るとか、誰かを信じてみるという際には
ある程度の忍耐って必要なのかなって思っていると、結構うまくいくし、実は貫き通して消化できるぐらいになると
大きな結果がついてきたりします。
今週は私の中でそういう学生がいないかな、大丈夫かなをある程度見極める時期となりました。
まあ学生もいろいろやることが多いし、路線ミスも最小限にしたいだろうから
見切りをつけて、よりよい方法をって捜索する気持ちはわかりますけどね…。
でも、5月中には方針が経たないとなるとまずいので、悩んでください。
最初は何事もノリが悪いものです。
でも、そのノリがよくなる日が来ます。それが、出来た瞬間です。
(これを本気で考えたいのであれば、千葉雅也先生の『勉強の哲学』を手に取ってみるといいと思います。
本当にこの本は高校生の時にあったら勉強ができるようになっただろうな…と思わせてくれる本です)