今年はいろいろな学生から連絡がありうれしい限りです。
そして、謎にみんな僕のところにバイト依頼が来る…
もうさ、大学生になったんだからそれなりに勉強して、遊べよ!ww
(でも、コロナで遊ぶところもないからきついよなぁ・・・)
そんな可愛い卒業生の中でもすごく印象に残っていることを。
3年前の学生ですね。日大の医学部に受かった学生で、受験が終わってからちゃんと話した学生の第一声。
「4月から個別指導だったら絶対に第一志望正規でしたわ。(クラス授業の学生)」
この学生、嬉しいことを言ってくれる精悍な生徒で、私も教えていて楽しかったのを覚えています。、
(彼は見込みがあったので独断と偏見で彼を指導することをこちらから買って出た!)
一度は英語科目が全然ダメで(それでも、センターで8割はあった)、
もう薬学部行く!って言っていた位だったんです(これはマジです)。
でも、医学部受験が始まってみると、1次は6勝パーフェクトで正規は4校。
周りの多くの受験前評価、少なくとも高橋の評価を大きく覆し、
本番で実力を見せつけた勇敢な戦士ですね。(もちろん合格することを期待していましたよ。)
そんな彼が言っていたこと。
1つは、医学部受験で自分の努力を強調しているヤツはうからねぇ。
受かった学生の発言はやはり重いです。その通りだと思います。
医学部受験を勝ち抜く学生に努力してない学生なんていないんですよね。
医学部受かるために死ぬほど勉強しているんですよ。
常に自分と戦って、常に自己ベストを更新して、周りも客観的に見ながら、
自分もこれだけやらねーとダメなんだと思って、理想の自分を思い描きながら頑張って、
「もうやりたくない」ってまで勉強しているんですよね。
この学生もまた過去問に加えて愛知医科のオリジナル入試問題を50本、
並び替え問題に至っては、私が作った難解な並び替え問題1000題こなし、
日々の英語力の研鑽で手を抜いた日はありません。
文句を言いながらも、英単語はしっかり覚えて、文法の理解だけうーむというところでしたが、
本当に努力し抜いた実力者。私はまた徳を積ませてもらいました。
自己満足は受験で抱いちゃダメなんですよね。
ここまでやればいい……と思った瞬間、合格は遠のきます。
まあそもそも、「ここまでやっておけばいい」なんて予備校講師や、
すでに受験を終えてうまくいった人が「だいたいこの辺」という目分量で話をしているだけで、
実際のところ「ここまでやっておけばいい」なんてことを考えて勉強しているうちは
自分が本当に満足する結果なんて手にできるわけがありません。
ていのよい自己満足を手に入れるだけの勉強でしか勝負できないのであれば、
推薦入試をお勧めします。勝負で、しかも医学部のような多岐にわたる知性を必要とする受験で
リミットを気にしてびくびくしているようなら、医師になる勉強をする際にも困ることでしょう。
講師にやることをすべてガチガチに管理されてその範囲しかできない学生ならなおのことです。
受験前に、ここまでしかやれなかったか……少し心配かも、
or
相手は東大に受かるレベルだろうから
できる限り知識を手に入れようor問題を解きまくろう。
ぐらいにリミットをはずして勉強していることをしっかり忘れないでください。
英語が苦手な学生でしたが、単語帳は最低2冊以上は網羅していたし、
「覚えることは誰でもできる」と努力をしたうえでの苦悩が続きましたが、
最低限の努力を積んだ学生はやはり最後に結果が来ます。本当に良い事例と希望を目にしました。
自分の予想が客観的でその上をいけるようになったら最強ですね。
でも、その精度を上げるためにはやはり日々暗中模索であっても勉強し続けるしかないんですよね。
医学部受験を始め、高みを目指している学生さんたちは
こういう先がわからない勝負をしていますか??
私の指導もできる限り先を見た勉強をしていますが、
本当に受かる学生は私の問題をやった上で、さらに「こういう出題をされたらどうする?」を
意識して勉強し、自分のものにしています。
これも限界値を決めず、自分の努力にリミットをかけていない証拠。
今後もそういう規格外になれる学生をたくさん創りたいですね。