さて、今年は浪人生がちょこちょこいるのですが、
この時期に浪人生にやってほしいのは、得点開示です。
特に医学部や国立大学を受験した学生はやってほしいのですが、
まあ思ったよりもスコアが取れていなかった云々は非常に多いんですよ。
予想通りの点数だったって場合は、まあ方向転換をそれほどしなくてもいいのですが、
(もちろん死ぬほど勉強しなければなりませんが…)
昨年あったのは「英数は80%あって、国語はまさかの50%を割っていた」とか、
「理科と数学はよかったんだけど、英語がまさかの60%ない」とか
得意科目や安パイ科目でやらかしているっていうパターンは結構あって、
自分にとって思わぬ弱点が見つかるかもしれません。
全体的にとれないってことがわかれば、進路の方向転換もですし、
どれだけやらなきゃいけないってことももちろんわかります。
一方で「あと数点だった」ということを知って甘んじて毎年苦しんでいるという人も医学部受験だと地味におります。
あと数点の重みがわからないで適当に勉強している人は、何年たっても成長はありません。
合格してもそれは「たまたま」だったということが大半で、2次で落とされるのですよ。
そこを忘れず、数点落ちをした人は「ぶっちぎりの正規合格」を目指してください。
色々な意味で気が引き締まるのもあるので、ぜひとも得点開示をしてみてください。今月中が多いかと思います。