さて、3月から浪人が決定してしまったのですが、非常に頑張っている学生がわが軍に一人います。
昨年は残念ながらいい結果とならなかったのですが、
今年はリスタート早めで本気で頑張っているのが非常に伝わってきて、
私は3月中旬ぐらいからガンガン彼の演習と添削に追われております。
この時期から毎日欠かさず添削作業をしっかり提出して、文法の復習と長文読解をしている学生って
正直そこまでいないと思うんですよ。でも、僕もガンガンいうし、厳しいところがあるのと、
本人も今年は悔しいって本気で思って、このままではダメだって自覚して、大きく変えたのでしょうね。
こういう気づきが大切で、こういうことに本気でわかる学生には堂々と賞賛を与えます。
当然です、ちゃんと大きな気づきをしたわけですから、褒めずにはいられません。
彼はきっと受かると思います。そう信じて、今日も添削しております。
さて、そんな感じで今年も一人生き残ったかなという学生が出まして、安心しております。
昨年もそうだったのですが、浪人生としてうまくいくかどうかっていうのは、
50%ぐらいは2月~3月をどう過ごすかで決まると思っています。
英語で言えば、ちゃんと単語と文法の知識を詰めた学生は
予備校が始まってもスムーズに勉強できるし、大きく流れが壊れることはありません。
もしこの時期に勉強が全然できていないで、遊び惚けてしまったり、悩んで引きこもったり、
自分のできなかったことに没頭したり、ぼけぇって暮らしていたら、
それを取り戻すのは本当に本当に大変で、人の何倍もやらなきゃいけないと思ってください。
英語の場合は単語の積み重ねが大変で、予備校の授業が始まるとまあそれができないんですよ。
だから朝早く起きて単語を覚える時間を作るとか、夜の時間にやるとか緻密なな計算が必要になり、
3月ぐらいからやって網羅して、ちまちま隙間時間で確認している学生と比べたら
余裕さと確実性が大きく変わるんですよね。一重の重みはでかいのです。
もう今の時点で何を言っても遅いのですが、まあとにかくできてなかったなぁという人は
それだけの覚悟をもって勉強してほしいのです!
別に絶対に受験に失敗するなんて言っておりません。スペックがものをいう時だってあるわけですからね。
でも、早く勉強するに越したことはないので、ぜひとも浪人生の皆様、頑張ってください!
そして、現役受験生はこういう猛者たちと戦う日が来たことを覚えておいてください。
特に、旧帝・早慶・医学部受験を考えている学生はどこまでやったらOKなんてないので、
出来る限りのマックスを出し切ってください!