なんて思っている人は多いと思います。
今回は満点を狙う必要はないけど、
8割はほしいんだよなっていう人は次のことを少し考えてほしいです。
正直、全教科で9割を獲る人はキチガイとは言わないまでも、
よほどの努力を積んでいるか、少々頭のキレはある人だと思っています。
「キレがある」というのは、自分ができないからその分やらなきゃなというような
状況判断に優れているレベルであって、
巷でいう「頭がいい」という意味とは少々異なりますが、
そういった力が9割をとるためには必要です。
しかし、8割というと一気にボーダーが下がり、
正直勉強をする気になれば1年以内で達成できるレベルだと言えます。
というのは、ある問題を捨てても8割をとることが可能だからです。
例えば英語。
センター試験の英語は問題形式が異なるものが多く(一応そう言っておく)、
その切り替えができずに時間を費やしてしまい、
時間が足りなくて、本領発揮できずにテストを終えてしまい、
理解できるはずなのに十分に読み込めなくてスコアに反映しなかった
というケースがよくあります。
特に1年間130~140点の人は
時間のマジックに惑わされていて、スピードも満足にあげられず
散っていってしまうことが多いように思います。
でも、コンスタントに140点ぐらい取れる人は、
実力には大きな問題ないことが多いので、本人も講師も悩んでしまいます。
じゃあきちんと速読して実力をつけようといっても、
やはり一朝一夕ではできないとなり、悪循環に陥ってしまう。
これはもう最悪なサイクルですよね。
しかし、ここで思いっきりましょう。
時間がかかる問題で、かつ配点が比較的小さいものを捨てて
最小限の負担で極力満点に近いスコアをとるという手法です。
実は、私も現役のときにさまざまな科目でやっていました(笑)
センターの英語だと大問3のCの文挿入問題なんて、
18点しか取れないですが、
前後の処理だけでかなり時間を取られてしまう人が多いと思います。
そんな問題は思い切ってすべて捨てて、他に時間を回す方が得策です。
そして、その問題の解答はすべて1なり2にすればよいのです。
設問3つで3つとも解答を①にすれば、まず1つは当たりそうですよね。
そうすれば捨てても6点は取れる確率が一気に上がります。
しかも、時間があれば絶対に取れる実力があれば、
他の問題で極力間違えないようにすればよいわけで、
対策の幅も狭まります。
こういった必勝法を使うのも合格するための手段として知っておくべきです。
そして、万が一当日の問題が難しくて時間がなくなったときでも、
この方法で最小限のミスで押さえられ、応急処置ができます。
9割とる連中も念のためにこの方法は知っておいてほしいものです。
(試験会場にはテニスコート同様、魔物がすんでいることもあるのでね)
国語もそうやってじっくり解いて、160点ぐらいなら狙えます。
私はこの方法を国語で駆使しました。
私は当時漢文をしっかりやっていなかったので、漢文は捨てて
150点満点勝負をしていました。
しかし、どうしても160点はほしかったので
(残りの1割は他を満点とることでカバーしようとしていました…)、
本番では漢文の問題はすべて①にして、まさかの2問ミスで、
161点をたたき出しました。
まあ現代文と古文が思いのほかよくできたこともありますが、
ありがたい幸運でした…。
こういったまぐれもありますが、
これが使えない科目もあります。それは数学と物理です。
あれは数値が命だから、数学はまず無理でしょう。
数学だけはごまかさないでちゃんと勉強しないと点数はとれません。
頑張りましょう。
こうやって邪道なスコア獲得法をお話ししましたが、
これは本当の実力とはほど遠いので、まずは自分の限界まで勉強してから
小手先の技術を覚えてください。(奥の手として使いましょう)
最初からこの技術だけを習得しても何の意味も成しません。
あくまでも、勉強した人にしか使えない方法であり、勉強していない人には
絞る選択肢さえもありません。
やっぱり正攻法で勉強して、大学に入学する方が気持ちいいですよね。
頭の片隅にこういうことは寄せておきましょうね。
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