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合格する人とそうでない人の違い① ~分量の違い~

さて、今年は防衛医科1次4勝、藤田推薦3勝、南山AO2勝と

正直予想以上に勝ち抜いてしまっており、今年はいい感じなのですが、

こういっていられるのは間違いなく学生たちの努力のおかげ。

というか、今年は死ぬほど勉強しているんですよ、はい。

昨年の学生と比較しちゃいけないのですが、今年は一生懸命勉強している人たちは

本当に違うんですよ、色々な意味で。それを他の学生たちにも知ってほしいというか、気づいてほしい。

今年合格を勝ち取った学生の中には、正直英語がめちゃくちゃ得意な人は数名で、

実際に英語だけでみたら劣勢…しかもそこに数学もいまいちという学生もおり、

ここまでは受からないかなーって思っていたほどです。

4月に聞いた時点での英語力は偏差値でいう60を越えていない学生も多分半分…。

防衛医科に引っかかるには結構きついスタートだったし、藤田も正規を取れるような状況ではなかったかなと。

しかし、いやー、死ぬほどコロナ禍中に基礎をやっていたんですよ。

一人の学生は僕のテキストを3か月で死ぬほど丁寧に覚えてくれて、

予備校内での校内模試ではまさかの校舎内で2位。いやー、本当に見違えるほどになりまして、

7月の時点で「これは来る!」と確信していたほどです。

他にも、「偏差値55を越えるのがやっと」と言っていた個別生も、

とにかく4月~7月は基礎基礎基礎基礎……そして、夏休みに応用事項を詰めて、

9月の模試でまさかの偏差値75。記述模試で165~170点ぐらいをたたき出して、

見事に名大か東北大の医学部路線へ一直線。

こういう基礎をやって来た学生は、いい意味でですが、まさかまさかの人生プラン大幅変更が待っています。


さて、ここまで読むと、「いや、結局基礎かよ??」って思うじゃないですか。

まあそうなんですけどね、今回言いたいのはそこではないんですよ。

基礎をちゃんとこなすなんて、当たり前の中の当たり前で、

そんなことさえもできない学生はまあ自分が想定している以上の志望校にはやはり受かりません。

じゃあ何が違うのか。

これは昨日も申し上げましたが、分量の差です。

もちろんがむしゃらに分量を増やしてやりまくってもダメですが、

計画ある尋常じゃない分量であれば、まあ鬼に金棒です。

というかですね、基礎に対しての練習量が圧倒的に足りないなというのが

私の受験生指導の経験上の雑感です。

中学生を指導している際には、

例えばto不定詞だったら基礎確認問題から応用まで一気にやるわけですが、

2~3回の授業を使って、文法を200問ぐらい解いてもらうんですよね(宿題も含めて)。

まあ、ペースもそれなりにゆっくりだし、覚える時間もあるし、中学生の進度なら確実に実力がつくんですよ。

でも、大学受験となると、範囲も広ければ、覚える分量も多いし、他の科目もやらなきゃ・・・

まあ要点だけおさえて、最低限度の練習をするが関の山なんですよ


これが本当に地頭がよく優秀な学生だったりすれば、それで処理できるんですが

(でも、それでも不安定感は否めないので、かならず早い段階で基礎を固めてほしいです。うまくいく例はレアです)、

まあ夏前には「覚えていない」と異口同音で言われてしまいます。

それを極力なくすために3~7月までは死ぬほど基礎と解釈演習に命懸けになって

やらないとおおむねその先もうまくいきません。

そう、まずはその3~7月までに基礎文法に関する演習をものすごい分量をこなすことです。

私は学生によく自分のテキスト復習用のテスト形式問題(1枚20題ぐらい)×4セット、

総合演習問題系の問題集から抜粋したものの単元問題冊子(1セット50~100問)×4セット、

そこにさらに解釈演習を加えたり、知識確認テストを加えるので、

その1単元だけでおそらく多い時は2~300問は軽くといてもらいます。

まあそれぐらい身につくには時間がかかります。そして、範囲を縮めて、

同じことを反復する中で知識を覚えていき、応用が利くようになったり、英作文で完璧にしたり、

ってことをしていると、その分量のどこかで「あー、これぐらいなら考えなくてもできるぞ」ってなるんですよね。

そうなるまでとにかくやってもらうのが、私のスタイル。というか、これが一番速くて、確実

でも、これは結構集中力がいるようで、できない人も結構います。

ただ、これができないのは結構まずくて、全体像をみてだんだんわかってくることを重視している人にありがちなのが、

「大雑把に全体を取れた気になっていて、単元の小さな知識範囲を覚えられないのは、

多分全体のことをほぼわかっていないのと同じで、覚えることをはき違えている」という思考。これに陥っています。

あと、受験という数年以内でっていう短期間勝負の場合、それで覚えるのは非効率で、

そうやってじわじわ覚えていくのであれば、それに割ける時間と余裕がなければきついですので、

びょん!って伸びる結果はやはり出にくいと思います。

1週間に1単元に関する問題を300問を解く…これは多分多い方かなと思います。

でも、これって習慣になると結構できるんですよね、私の学生は結構それに慣れてくれて、

おおむねちゃんとやっているように思います。

(でも、自分なりにやっている人、まったくやらない人もいます。

ごめんなさい、成績は言うまでもありません……気づいて勉強してください)

こういう分量を3か月死ぬ気でやっていると、応用問題をこなしていなくて不安になるんですが、

その知識量で解釈とかをじっくりやっていると、まあ英文も読めてくるんですよ。

もしくは講師側が学生の特性に合わせて、問題適応力を操作して、渡す課題を吟味すれば

おおむね早い段階で力がつくんですよね。(あとは学生の答えの添削ね)


そして、これを経ていると、復習も長文の中でできるという状況になるので、

夏休みはとにかく

イディオム・語法暗記+長文読解を死ぬほどする(1日3題とか読解する人もいます)


苦手な人でも、根性さえあればまあ偏差値70も見えなくはないんですよ。


これは多分結構ガチ勢の勉強量だと思いますが、医学部と旧帝はそういう戦いですからね。

これでまあ人並みに戦える。東大京大となると、もう少し問題のクオリティに負荷をかけないといかん…。

まず、合格している人たちはこういう分量をこなしていると思ってください。

少なくとも私の周りの学生はそうしているし、Twitterで実績を作っていらっしゃる先生のお弟子さんも

あり得ないほどやっている印象がありますので、ぜひともまずは分量だけでも参考にしてみてください。

三日坊主になってもいいから、とにかく量をこなす。これはたぶん誰でもできます。

このスタートを切れない人は、厳しいですが、まず目標はうたかたの夢のままです。

頑張って第1歩を踏み出しましょう!
cancan
Posted bycancan