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雑記

「自分でやる!」という心をコロナ禍から学ぶ

最近近所がうるさくて、先ほど怒鳴ったのですが、目が覚めてしまったので、

再び寝入るために少し何か書こうと思います。

今回のコロナ禍の流れ、正直不謹慎だと自覚して言いますが、

「まあ、休みをくれてありがとう」というのが本音でして、ほぼ全員暗記に専念でき、

いつもよりもクオリティを上げて勉強することができました。

そう、学校があったときよりも専心して勉強できたことで、

「学校がない方が塾や予備校のことはもっとちゃんと覚えられるのではないか??」

と、私が高校生の時に感じてしまっていたことが見事に的中してしまいました。

(ただ、もちろん学校不要論を唱える気はありません。学校にはそれなりの役割はあると思っているので。)

「いつもは覚えられない」と嘆いていた学生でさえも、

「なんだかんだで学校の課題は課題で処理して、リアルなもの(自分にとって身近なもの)の方が

勉強しなくちゃってなるから、やれました。」って具合で、

学校の授業がなくなったことで、そして、私のリモート指導で授業を継続して対話を続けていたほうが

彼らにとってはよりリアルに感じたということなのでしょうか、しっかり覚えきっておりました。

このコロナ禍を経て、学校のことがとにかく多すぎて、

完全に消化不良で終わっている学生が本当に多いんだろうなってことが完全に証明されたのかなと。

そして、「学校の成績」というあの通知表が学生の勉強意欲を奪っている場合も少なくないのかもしれないというのも

少し露呈されてきてしまい、いずれにしても塾と学校の距離感を大真面目に考える必要は出てきましたかね。

もちろん、学校の対応が悪すぎるとか今回の緊急事態で学校を非難することはできませんし、

むしろ課題対応をしただけでも賞賛に値しますし、正解なんて今回はありません。

お金で他の授業を変えてしまったりすることで賄えてしまう方々もいたり、

もちろん私のような高額な授業提供をしている方もおりますわけで、格差はいっそう広がってしまうのも事実。

しかしながら、学校のクラス体制を少人数制にするとか、大学の講義のように科目によって難易度や学ぶ内容を変えるとか、

せめてでも形式を変えていくこと、もしくはこれはあまり声を大にして言いたくはないですが、

学校権限の成績評定を実力重視にして、学生の自由度を与えて

お金がある人は塾なりどっかで補強する時間を作ること、経済的に厳しい人であっても

今ではスタディサプリとか月額2000円ぐらいでも受験のプロに教えてもらえるということが可能になっているわけで

これは最悪高校生がバイトしても払えるレベルで比較的ハイクオリティ勉強できるという感じ+学校に委ねる

(学校は効率であっても教材はいっぱいあるから言えばくれることも多い。

私は中学校の時とか高校のときにも問題もらいました。古い教材は処分したいみたいだからかっさらってきました)

にして、学校の義務事項で学生を縛らないようにしていくべきだなということを

このコロナ禍が少し露呈してしまったのではないかと考えます。

いずれにせよ、現在の学校システムでは限界が生じてきており、

どんなに予備校がいい授業して勉強しても二度手間感は否めないし、本来の予備校の使い方をしている学生は

本当に最上位学校に通っている学生だけになっているのではないかなと。

実際に私の指導生も「学校のことはできて当然」、それ以上のことを目指すためにやっている!ってコンセプトが強めなので、

学生のフォローに関しては基本的にはあまり来れないようになってしまっておりますが、

学校で謎授業をされたから基礎から予備校の授業を利用しようって感じなサービス全開な風潮は

年々強まっておりますよね。

(実は数年躊躇していた…という依頼者が多く、「いや、やる気があるなら早く来て!」って思ってますww

そして、そういう方々はやはりうまくいっているので、やはり「早く来て!」ってなりますww)

(そして、高額がゆえに学習フォローとなると回数がどうしても増えて不経済ですし、

私自身「学生のやる気がすべて」だと思っていて、事情がある人は別として

自発的に勉強してこなかった学生をあまり相手にしたくないので…いろいろな意味で嫌で、

そう公言する以上は学生に対して結構戦略を張り巡らせているつもりです)


本来、予備校や塾がこんなに儲かってしまっていること自体がおかしいわけで、

(昔から比べたらかなり下火になっておりますが、こんなに金を出して国際戦士として外に出れない国も多分珍しい。

教育的には失敗していると思っているし、

お金に余裕がある人で上昇志向が強い人には容赦なく海外の大学行け!って言います。

海外出て、金かかったけどいろいろな経験できて、その国で高給職につけたって方がいいし、

最悪日本に帰ってきてもそういう人には仕事があるor作れる。)

まあ少しあり方を考えなければなりません…。


でも、それでも多分当分はこの状況は続きますし、日本はあまりにも腰が重い国なので、

下手するとこの事態を経験しても変わっていかないことも十二分に考えられるwww

となると、これこそ私の指導生に唯一自信をもって言えることは

「ね?普段から危機感もって勉強して、自分たちの最善最速のスピードでやれば

どんな事態でも普段通りにやれるでしょ??」

ってこと。全員先取りして勉強していたわけで、まあ学校の進度に遅れるなんてことは1人もおりませんでした。

前を見据えて勉強している学生であれば、予習もできるし、

仮に講師がいなくても、今までの復習なり暗記なりができるというわけです。


今回のように、必要な時にアベノマスクは来なかったし、お金を申請することも未だにできておらず、

それらがなかったがゆえに命を落としてしまったり、職を失ったor予定調和が崩壊した方もいるでしょう。

全部日本政府が悪いと責任転嫁はいけませんが、

その一方では自分たちの危機感のなさが招いたと言い換えられる部分もあるかもしれません。

そういう最悪の事態の時に人は助けてくれない・助けることができないことが多いわけで、

「自分でなんとかする」っていう力が必要不可欠になってきます。

常にそれは今後考えていてください。少し素っ気なく自分でやる!ぐらいの気でいた方が、

イライラは減ります。そして、そういう頑張りをしているとですね、誰か助けてくれることがあります。

人って、結構人をよく見ていて、そういう少し常軌を逸した頑張りは人を動かすことがあります。

というわけで、学校が始まったわけですが、引き続き日々の努力を積み重ねてください。

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