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医学部受験において、トータルコーディネート的にやるのはプラスな場合もある

先日、『サピエンス全史』のハリリがコロナウィルス論を書いており、拝読していたのですが、

コロナショックでの功績の1つとして、中国における「国民の監視」による制圧があげられておりました。

全体のことを見受けられることでいろいろ先読みして、変なことをしないかどうかでコロナ接触を制圧する。

まあAI等が発達した現代では、ある程度のクオリティで手間をかけずにできるのかもしれません。

国民が多い中国でそれができるのですから、他の国でもできるかもって思うわけで、

単純な見方でいえば、まあ現実的だよなということを思わせてしまったわけです。


そんなトータル的な俯瞰はすべてがいいと思っておりませんが、1次的には1つの答えにはなると思います。

そんな動きが付随しているわけではないですが、医学部受験の世界でもやはり起こっており、

手取り足取りの受験生活で医学部受験を乗り切る学生も増えております。

二度言いますが、手取り足取り教えるのはいいとは思っていません

手取り足取りだと「自立できない」、自分で探求していくことが勉強であるというのは正しいです。

でもですね、先日こんなことがありました。

ある受験生を迎える学生に「英文の全訳をして来い。できたら、ノートも作っておいで」と指示し、

私としては「学校でもきっとやっているであろう」やり方で処理してきてもらうつもりだったのですが、

見事にぐちゃぐちゃなノートと、自分の中で訳せない英文数文だけ訳してくるという結果で。

「どうしてだ?」と思い問いただしてみたら、帰ってきた返事は

「ノート作成なんて英語の授業で1度もしたことがないし、全訳だって全部自分で訳してくるなんてしかことないし、

学校で解答和訳が配られて、大事なフレーズが入った英文だけ処理されるから

それに沿ったノートを自分なりに作ってきました……」

そう、今や学校の先生が全員とは言いませんが、簡略化という名の手抜きというか、

指導をちゃんとやらない学校や、学校市販教材の解答を配るだけシステムに乗っかって

まともな解説をしない先生って結構多く、それだけやっていればOKって

学生の頭に出来上がってきてしまったのでしょうね。


つまり、学生の中に英語勉強のプロセスが抜け落ちすぎており、自分で勉強できない体になっているのです。

まあこれが中学生からそうなっているわけですから、そんな状況で

「自分で考えなさい」なんて言えませんよね。

学校が意味なくなってきていて、それなりに頭がいい学生や不登校の学生が自分の勉強をしたり、

勉強が意味ないからお金稼ぎをネットで始めようってなったりする風潮が本当に増え始めていますし、

もはや上位の進学校やうまくやっている公立高校等以外は

「勉強の場ではなく、社交の場」に変わりつつあるのかなという印象を持ち始めております。


そういう環境の中でやはり流れとしては反対の「強制的に勉強の仕方を教える」というのは1つの方法だなと

肯定的とは言えませんが、「仕方ない」という具合で「容認」している具合です。

(でも、個別指導塾で各科目を2コマとかつける時点で十分私は手取り足取りだと思いますけどね

それを自覚していない講師や塾長ってめちゃくちゃいて、自分なりの正義を誇張しているだけです)

そして、何よりも全然勉強の流れを作れない人が医者を目指そうとなったとして、

需要がそこそこあるのでそのノウハウを持っているところがあっても一時的にはいいのかなと思います。

(ちゃんとやればですけどね)

そういうわけで、手取り足取りの勉強をそれなりにする(フォローの先生をたくさんつけるとかは違いますけどね)

のは容認しております。

あとは、万が一1年でトータル的な勉強のノウハウができても失敗したら、

それなりにあとは予備校などで勉強する形になれるかなと思っています。

なので、最近は医学部予備校(or家庭教師で流れを作る。)で1年でケリをつける努力をする

(⇒それでだめだったら河合や駿台に行く)という流れで行けば、

0スタートでも2年ではケリがつくパターンは多い。


と思って、そういう流れで話を進めていきます。


まあこれは本音ですが、あまりにもスタートラインが低すぎる方も最近は多く、

どうにもできないことも少なくないです。でも、これは学生が悪い部分もあるわけですが、

学校がそれなりに鍛えぬいてくれていないのも事実。

じゃあ塾だって通っているじゃないか??それでもダメなのはなぜかというと、

学校と塾でやるべきことがクソ多くて、学生があっぷあっぷしているからというのが一つであり、

やり方等の指針が最低2つあってどちらがいいのか判断しかねて無駄足をたくさん踏むからです。

残念ながら、学校と塾は水と油な関係であると私は思っており、共存はやはり不自然で

(協力はできるところもあるけど、やはり学生を困惑させているとしか思えない

そういわせているのは大人の都合ですよ)

私はもちろん全員を救えないので、自分のところに来てくれた方で方針を理解してくれる方に

できる限りのことができればいいと思って指導しております。

なかなか医学部受験は難しいですね、本当に。来年度はどうなることやら。

来年も浪人生は結構おりますので、また明後日から頑張っていきます!
cancan
Posted bycancan