さて、無事、
慶応義塾大学法学部・薬学部それぞれ1勝
をいただいてきました。いやー、がんばりました!
慶応法に合格した学生は今日は国立(北大)を受けているのですが、
これを知ってしまったことで、「国立落ちてもいいですわww」ってなってましたw
それと薬学部の合格は大金星。いやー、本当に頑張りました。薬学部最高峰。
誇ってくださいね!浪人でもここはなかなか受からないです。
さて、医学部受験のほうは少しひと段落で、引き続き川崎と福岡と愛知を待っております。
藤田はかなり早い番号を4つほどもっているので、多分回るという自信があります。
そんな感じで待ちわびているのですが、
ここ数年、医学部受験は過熱しており、やっと昨年あたりからその熱も冷めてきております。
今年は正直結構な惨敗を覚悟していたのですが、それでも
私立医学部に結構受かっており、国立にも手が出せるぞという学生に変貌し、
今年も学生の頑張りに救われたかなというところです。
しかし、それでも医学部受験、他の一般学部とは別世界なのかなと思うこともしばしば。
ここ5年で早稲田や慶応を受けて合格した学生はいるにはいるのですが、
いざ早慶が受かったからと言って、中堅どころの医学部に合格できるといったら……
そんなことはないんですよ。
残念ながら、早慶にも受かって、医学部受験を乗り切った学生は過去に何十人も見て2人です。
慶応や早稲田の理工が通っても、埼玉医科の補欠をもらうのが精いっぱいとか
多々あります。何が底辺私立医学部だ…なーんて馬鹿にしていると結構足元をすくわれてしまうもので、
医学部受験にある程度照準を合わせて勉強することは必要です。
指導者のなかでも、早慶の問題が解ければいいと勘違いして難しい問題ばかりやらせて、
実はオーソドックスな問題へのわきが甘くなってしまったり、数学がちょっと異質で後の祭りなんてのもあり、
医学部の内情をしっかり知ってらっしゃる指導者って結構すくないです。
また医学部受験界隈でも、上位層ばかり見ている指導者(これはYoutuberや大手予備校に多い)は
私立の中堅どころを知らない方が多く、医学部受験を語るなら熾烈な争いをしている現実を
もう少し知った方がいいっす。(医学部予備校の先生でも特異不得意な大学があるほど。
ちなみに私は愛知藤田には馬鹿強いです。大阪・昭和・兵庫医科も強いですが、
福大や金沢医、杏林とかは意外とあまり受からない感じです。)
問題のクオリティは圧倒的に早慶のほうが難しいですし、高尚ですが、
それでもちょっとひねられた問題を高得点で押さえるというのはまた別の能力なので、
比較もできないのですが、私立医学部受験を舐めないほうがいいです。
早慶の突破率と私立医学部の突破率でいったら
間違いなくまだ後者のがきついなと感じる次第です。
今年は特に英数がブレた印象がどこの学校でも感じたので、
後期受験はきっと可能性がある学生もいます。
そしてセンター利用は引き続き強気で出していこうぜ的に、
結構センターがうまくいった学生たちには出願を促してきました。
とにかく、私は来年は少し充電・分析期間にしたいというのもあり、
今年の学生はできる限り合格させてしまいたいなという思うしかないですww
頑張れ医学部受験生!!まだまだチャンスはある!