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雑記

国立医学部入試の英語で差がつけられるところ

さて、来週からついに国立入試が全国で始まります。

泣いても笑ってもあと一週間ですが、どうでしょうか、勉強は進んでおりますでしょうか。

今年は結構強気でいった学生はいいセン行きそうな感じで、

少し弱気で守った学生たちは倍率の荒波に揉まれてしまっていますでしょうか。

今年穴場になりそうだった秋田大学医学部は残念ながら集まってしまいましたね…。

一方、名市大医学部は倍率低めで、ちょっと記述ができる学生ならひっくり返せるかもって

正直少し思っております。

実は、名市大を受験しようとしている学生は5名ぐらいいて、

まあ半分はお祭り気分でっていうのは言い過ぎにしても、

それなりに準備して「ダメならダメでも私立がいいところ押さえられている!」という気で、

頑張ってもらうことになっております。

一方、ガチで国立1本みたいな学生も少なくないわけですが、

ある一人の地方国立医学部を目指している学生は現在英語の記述添削で

ものすごい分量をこなしております。1日だけで自由英作文は6本ぐらい…

マジで私は「なんなん?マジで…」って言っておりますww

さて、そんな感じで死ぬほど書かせているわけですが、

いいですか?医学部入試の英語で最も差がつくのは

オーソドックスな記述問題長文なんかではありません

そんなの、受かる連中はみんなできます。前提条件です、むしろ。

そう、英作文です。英作文で「あー、英検の延長線ぐらいの解答が書ければいいんやろ?

あとは他のところでまとめてしまえばいいんだから!」って思っている人は、

医学部の受験生(ライバル)を舐めている。医学部受験生の英語力、

たとえ理系であってもできる人はできます。特に関東圏の現役生とか気持ち悪そうですから、

東海圏の英語弱目な学生たちは、入念に対策しておいてくださいね。

自由英作文で勝負すると決めて受験校を決めた学生は特に準備してくださいね。

自由英作文は金太郎あめみたいな英語型ハメで書いても採点者は喜びませんからね。

少し「あっ」と言わせるような気を引かせるぐらい、目が覚める英文を書かなきゃダメですよ。

もしくはきれいな話の持っていき方をしなければ、ライバルには差をつけられません。

わが軍では全員スタイルと論理に厳しく突っ込みを入れて、仕込みまくってます。

「出だしの英文と主張の整合性が合わない!」とか、

「この各論の英文の信ぴょう性が低いから、俺なら△つけて嘆くわ」

と暴言1つ手前ぐらいにダメ出しをするのですが、それが嫌で出さなくなってきた学生もwww

でも、それでも受かりたければ出せ!と言いぬき、無理やり頑張ってもらってます。

それぐらい毎年書かせるので、昨年も浜松医科の英作文で困った学生は1人もおらず、

数学で巻き返せなかった昨年は、英語で勝ったと勝手に信じていますwww

今年もそういう勝利を必ず出したいと思いますので、今頑張って書いてくれている学生たち、

とにかく僕を添削地獄にしてください。それぐらいじゃないと相手は倒れませんぞ!!

というわけで、少し油断している方々、英作文をやりましょうね。

和文英訳なんてもっとやっているかそうでないかで差がつきますからね。なおのこと勉強してください!

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