さて、先日埼玉医科の後期受験が行われました。私が知る限り、今年は教え子で受験した学生はいません。
正規合格を手にしていない学生の場合、ここを「挽回」の1つの突破口にしたいと思って受ける人もいるかと思います。
前にも書きましたが、ここは確かに受かりやすいのでチャンスです…が、
それでも前期ほどではないので狭き門には変わりありません。頑張ってこれたら幸いです。
さて、そんな後期試験もまた始まってきたのですが、
今年はわが軍も上位層の医学部にはなかなか手がかからないのですが、
今年は1人だけ大阪医科の後期受験を受験させてみようかなと考えています。
そんなわけで、死ぬほど過去問と和訳問題集と英作文課題をやらせまくっているのですが、
正直自信がありません。
大阪医科・関西医科・近畿大医学部・昭和のⅡ期・日医後期は
さすがに化け物がそろいますww
この辺の医学部受験生はおそらく国立医学部に落ちてしまい、
「さすがに0勝はあかん。なんとかせんとあかん(関西の学校多めなので関西弁ww)」
と焦っている学生が多分集まるので、京阪神の3国立大学、
昭和・日医の関東圏なら、千葉・筑波・医科歯科・横市あたりを受けてきた学生が
ガンガン狙ってくるでしょうから、まあ「あわよくば合格するわ!」って言って合格する学校ではありません。
経験値でいえば、過去に1度だけ、国立医学部に受かるはずだったが、
おそらくセンターのマークミスで国立医学部に受からなかった学生が
渋々受験して合格したという経緯で関西医科の後期に合格した学生を1名知っております。
おそらく、そういう経緯で受験せざるを得なくなった、もしくは本番で力を発揮できなかった学生が
受験する学校こそ、この5校なので、にわかで受けると多分詰みます。
そんなわけで、私もあまりその気にさせて受験させる気はなく、
ある程度そろっている学生にしか進めたことがないのですが、
問題を見てみると、個人的には大阪医科の英語は結構手が出るなというところ。
ただ、合格点は少し高くなるでしょうから、大阪医科なら70%は切らない!
他の大学も前期よりも+5%は見ておかないと駄目でしょうね。
しかも、「過去問ができたからいける!」的な感覚ではというのもまずいですので、よく考えてください。