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何気ないことを覚えると…

最近の高校生に次の質問をすると、面白い答えが返ってきます。

「日本の終戦記念日って知ってますか?」

ある生徒は2月11日(これは建国記念日)、

ある生徒は12月8日(これは真珠湾攻撃)、

またある生徒は5月3日(これは憲法記念日)、

とまあみなさんハチャメチャで、同じ日本人として泣けてきます。

こんなことなんてと思う方、アメリカ人にこう聞いてみてください。

「あなたの国で、7月4日は何の日ですか?」と。

フランス人にこう聞いてみてください。

「あなたの国で、7月14日は何があったか?」と。

きっと、彼らはアメリカの独立記念日と、

バスティーユ牢獄襲撃(フランス革命の始まり)と答えるでしょう。

こういったその国に帰属していたことを知らないのは、

自分には直接関係がないといえども、日本に住んで日本人である以上、

無知にもほどがあります。

なぜこの質問に答えられない日本人があろうか?(いや、あってはならない)

例えば、スーダン人にこの質問をして答えられないのであれば、

もちろん納得ですが、

日本人であり、日本の大事な記念日を忘れるのは言語道断です。

これは彼女・彼氏の誕生日やカップルの結婚記念日を忘れる以上に

なんでやねん?という感じです。

(記念日は誰にとっても大事なものですから、

大事な人のものだけはちゃんと覚えましょう。)



しかし、こういう心に刻んでおかなければならないものを

覚えようとしない、覚えさせようとしないことが

実は暗記力の低下、他者・仕事への意識低下、自己中性の深化

につながるのではないでしょうか。

昨日、この質問をしてしっかり答えられた生徒が半分とは…

何とも情けない話です。

そして、その答えられない生徒に共通することは、

やはり「暗記が苦手」、「自分だけがなんとかなればよい」、

「何をすればわからないから、人の指示を待つ」ということです。

こういった話を親御さんがしないことにも問題があると思います。

特に父親は、子供に外部のことを教えなければならない

母親にはできない(今は違いますが)本来の役割があるので、

父親も意識して話をするぐらいでないといけないと思います。

暗記力はこういった対話の紡ぎ具合からつくられるのです。

一種の連想ゲームです。

ただがむしゃらにやっていてできないのは、

そういった基礎体力をつけてこなかった人だったり、

他者との対話で言葉のあやを考えながら、

意味を捉えようとしたことがない人だったりします。

だから、授業の中で「これ覚えろよー」というだけではダメで、

黒板の内容だけをやるのはダメなのです。

生徒の講師の対話の中で、勉強する内容に関して、

理解を深めるために、一見雑談のようにみえても、

トピックがずれないような話をして、

理解を深めながらも様々なことに目を向けていこうとしなければならないのです。

私の授業は、120分なり90分のうちに、どこかで10分ぐらい対話をします。

こういったことが無駄なように見えて、

実力をつけることにつながり、精神衛生にもよいと信じています。


そして、勉強が楽しいものなんだと思えれば、

これほどうれしいことはないです!

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cancan
Posted bycancan

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