さて、先週は駿台ベネッセの模試が返ってきましたが、
正直微妙な結果がたくさん却ってきて正直唖然としておりました。
一人は全教科偏差値80越えをキメていたわけですが、
あとは正直微妙でした。今年は少し難易度というか、雰囲気を変えて
駿台ベネッセに換えて受験してみたわけですが、
問題が変わると、スコアもかなり微妙な形になるんだなということだけはよくわかりました。
要約問題等はやったことがない学生にとってはやはり厳しいのでしょうかね。
ただ、採点的に微妙なものもあって抗議したいところ…
やはりベネッセ……って思ってしまう部分も垣間見れて、今後は指標としては採り入れられないかな…。
一方、河合塾の北大オープンも受けてきた学生が数名おり、こちらは結構うまくいっておりました。
一人は北大を受ける気もなかったのに「もしかしたら国立出す際は北海道で!」
といったノリで受けたのに、自己採点は90%あるのではないか?というクオリティ。
でも、北大の英文はそれほど難しいものはあまり出ないし、
むしろ良問で高2の上位とかにたかせたい感じですね。
ムーア理論とか食文化を熱かった文化論とかジャンルも多彩でいい。
非常にビックリしました。数学がイマイチでしたが、まあ良しとしましょう。
でも、北大オープンはみんなよくできていたので安心です。
旧帝レベルの英文を毎回読んでもらっているわけですが、その効果は覿面ですね。
やはりある程度できるようになったら、英文については難しいもので慣れるのに限ります。
抽象度が低い英文を読んでいてもそれほど英語力なんてあがらないんですよ。
抽象度が高いものを、苦労して、なんでだ??って悩みながら、知識にしていったほうが100倍
わかったときに楽しいし、得るものがたくさんあります。
その喜びが夏までにわかっていないと、正直この時期には潰れているかなというところ。
毎年、わが軍たちの指導生はよく理不尽な英文に対して文句を言わずに解いているなと
感心します。そして、彼らの勇気に対して誇りに思います。
私達はとにかく今はセンターに突っ走って、それと並走して
2次の実力が落ちないように週2ぐらいでは難問を解いてもらっております。
センター試験の問題に固執しすぎると、2月の記述形式・国立二次の英文が読めないんですよね…。
そうならないようにバランスだけ気を付けています。