さて、今週末には藤田医科大学で、そして再来週には愛知医科大学で
医学部推薦・AO入試が始まります。今年はどうなることやら…。
毎年色々なドラマが起こるわけですが、
今年は状況としては藤田が受験生多め、愛知医科は例年通りor少し減ったかな?という状況な気がします。
もちろん正確な数字は分かりません。生徒たちの周りの状況を聞いたり、
予備校でのプレテストの学生達を見ていっているだけですのであしからず。
でも、実力的には年々下がっているように思います。
藤田の方はもともと難しい問題なのでそれほど昨年と差がないかなという感じですが、
(昨日は藤田対策ではいいねぇーって学生が多かった…頑張ってほしいです。)
愛知医科の受験生は年々文法ができない・長文が読めない学生が増えており、
正直ちょっとできるだけで差がつくし、できる学生にとっては「穴場」っていうレベルです。
もちろん数学や面接がものを言うので何とも言えませんが、
英語だけで見たら5~6年前の愛知医科の受験層とはかなり違うのは事実。
昨年20名と募集を減らしたのもなんとなくわかるかもです。
でも、それでも全体的には愛知みたいな推薦を減らすという方向はレアケースで
むしろ推薦入試形式はこれから少し増えるような流れになっています。
まあ学力が高いだけでは医師国家試験を乗り越えられないことは明明白白。
あの膨大な量の暗記をするのには、どんなに頭がいい学生でもそれなりの継続的な勉強が必要ですものね。
推薦をとれるような万遍なくできて、コツコツやれる学生の方がうまくいくっていうのは
間違っていない判断だというのはわかります。
でも、一方で推薦の入試がぬるーい所も多く、一般で入ってきた学生と大きな差があるのは
うーむとなってしまうので、学校的にはもっと難しくしてほしいと願ってしまいます。
(学生的には迷惑な言及ですがね…ww)
一般とそん色ない!って言える試験であれば、私ももっと率先して優秀な学生に
「推薦もいいよ」って言えてしまうのですが、それが言えるのは今の所ところ
藤田と近畿大学ぐらいですかね…とにもかくにも、推薦入試は1ヶ月切っておりますので頑張って下さい!