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もうスピーキングとリスニングからは逃げられない。

さて、昨年あたりから本格的にリスニングの指示と

スピーキングの訓練の目処を立てているわけですが、

一応ここ最近の学生たちのスピーキングの状況を話しますと、

まだまだ「大船に乗った気でいてくれてよい!」と大声では言えないレベルです。

特にスピーキングの訓練は、学生もやりたがらない部分もあるので苦戦していますが、

それでも一応準1級では高得点合格での学生が過去3年で5名(うち中学生1名)、

IELTSでoverall8.0(Speakingが8.0)が1名(帰国生ですが)、

TEAP試験でのSpeakingセクション80点以上が6名という結果です。

(英検二級等は特にできるレベルにあるのでカウントしません)

一応、最低限のスピーキングの指導はできると思いますが、

駿台や河合の帰国生対応型の指導者とは雲泥の差だと思っております。

もしくはネイティブと比べたら相当お粗末なもので、まあ完璧な指導とは言い切れないのが本音。

それでも、正直申し上げて、名古屋の家庭教師では受験勉強+スピーキング等では

まだバランスよくやっているほうかなと自負しております。

(少なくとも、受験状況を考えつつ対応をしているつもり。)


こういう状況ではありますが、来年からは外部試験のことも考えていかなきゃいけないわけで、

(私は受験改革にはものすごく反対なのですが…まあ強行するでしょうから

教えている学生が困らないようにすることだけを考えます。)

今以上に英語を知識詰め込みを速めていくこと、

そして普段から使う努力をしてもらうことを促していかなきゃいけません。

逆手にとればビジネスチャンス!とか言えますが、

個人的にはスピーキング指導はSLAとかやっている方でも多分大変で、

指導者に知識があるからなんとかなるとなんて思って頭でっかちでいると痛い目に合うと思います。

大学で非常勤でもいいからやってりゃ分かります。

あの一応旧帝であり日本ではそこそこ優秀であろう名古屋大学の学生でも

English Speakingの授業では

Hi, How are you?からやって自己紹介的なことから始めることがあります。

(これはTAをやっていた時にビビった。

しかも先生たちはシステム知らねーやつもいてTAに説明投げたりした准教授もいたよ)

大学院でも英語の発表ができないから私に喋らせて終わった…みたいな方もたくさんいましたし、

御専門的な説明ができても指導でうまく使えないこともしばしば。

それが俄かに近い予備校講師の多くがそれをうまくできるとは僕は思っていませんし、

ちゃんと塾や予備校でスピーキング指導がそれなりに機能し始めるのは

軽く10年はかかると思っています。(いや、思っている以上に浸透しないから。

これはスウェーデンの英語改革とか見てるとわかる。あーなるまで半世紀使ってるから)

そして、先を見越してTOEFLやIELTSをやった方がお得で、海外留学の方がいいor

いっそ大学も海外に出ちゃった方がもはや就職できるんじゃね?ぐらいになるかもですよね。

ちなみに私が子供の親だったら、もう日本の指導者には教わらないでしょう。

文法やReading/Writingは私がきっちり詰めますが、

スピーキングは外国人の専門家に金かけてでも指導してもらって、

中学あたりから週3~4日2時間ぐらいガチで英語を喋ってもらいます。

そして、私が家でたまに英語で話しかけて会話するぐらいしたらいいのではと思う。

それぐらい最低やらないと実はダメっす。



でも、残念ながら英語という科目、

今のような悠長な勉強をしていてもどうにもならないのは目に見えています。

文法をあんなちんたら中学校で謎の中途半端な反復をしていてもダメだし、

もっとテンポよく突き進めて1年で中3のことを終わらせて、

もっと読ませたり、聴かせたり運用させたりするまとまった時間を作ったりしないとです。

(例えば中2で今まで用いた文法を使って、語彙も増やして…っていうやり方)

リーディングももっと学生たちに英語でまとめさせる作業を増やしたり、

英語でスピーチさせることを強要したり、講師がペーパーの書き方を指南したりしないと…なのですよ。


そういうことをしなければ、新センターで満足なスコアは取れませんし、

後々外部試験で処理するべき基準にものし上がれない

(今はA2とか言われていますが、いずれは基準も上がるかもですし、

何より一般試験でスピーキングが入ることも十分今後考えていかなきゃいかん。

あんな杜撰な感じな改革に反対して声を上げるのも必要だけど、

それはお偉い方にガンガン言ってもらうことを任せて、

それ以上に私は学生に困らない英語力をつけることに専心しようと思いました。)

一生付け焼刃な英語力で結局日本に取り残されてしまうという形になるでしょうね。

まあ正直申し上げて、そういう状況を全員救うなんて大それたことは私は言えなければ、

いう気もないし、何とかなりそうでやる気がある学生をなんとかすればいいやって思っている次第で、


早速高2生には今年限定の応急措置はすべて考え、

現中学生たちには今まで以上にきついですが、文法事項の授業を巻いて巻いてやっております。

(単語と文法がある程度入らないとスピーキングどころではない…うまい下手以前の問題。)

今まで通り、中3~高1で文法がおわりました、そして長文をちんたら読みます、

他の科目でいっぱいいっぱいになりましたから、あとはとにかくセンター試験の訓練と

二次試験の勉強で読解問題と英作文訓練うおおおおおおみたいな感じでは、

普通に詰みます。今年で最後のセンターを迎える受験生が浪人するのはホントにリスキーで、

今年本当にケリを付けないといけません。(英語が苦手な人は特に。今逃げろとしか言いようがない。)

なので、そういう提案ができる先生に是非とも教えを乞うとか、

プランニング等をしてもらう必要はあるかもですね。


まあ逃げ道も指導していると結構見当たったりしますが、それでもやはり喋る・聴くからは逃げられない。

そして、それが基礎から創らないと育たないし、使う環境を無理矢理でも作らないと

多分どうにもならない。(今、そういう環境を創るためにどうするかマジで考えている。)

特に、今中1~中3生で国立医学部とか旧帝目指す人はよく英語学習を考えてみてください。

遊ぶ暇がないというか、英語を普段から取り入れる気でやろうとか、

覚えようって気でいないとホントに詰みます。

グローバリゼーションっていう言葉はもう古くなってきましたが、

時代錯誤ながらやっとリアルなGlobalizationを感じるといってもいいのかもです。

それでも、何とかなっちゃうのが日本のすごいところだったりもするのですが、

今度ばかりは…ww
cancan
Posted bycancan