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実践演習はやはり大事です。

今年はいつもと違った状況です。

ここ5年で私が指導している学生で、

基礎が揺らいでいる学生は少し減ったかなという印象なのですが、違う問題が勃発。

そう、実践レベルになると手が出ない時が増えた

まあ当たり前なんですよね。じっくり基礎的なことがわかっている・わかっていないを突きとめていると、

一時的に実践レベルで解き抜けないor少なくともスピード感もって解けないってことはあります。

実際、「問題だけ解ければいい」って考えていると、

基礎事項を知ってるのに使えないのは悪だ!と言われそうですが、

ちゃんとわかった上で練習しまくって習得した方があとあと楽だし、膨大な量をこなせるし、

良いことは多いですよね。(出だしでものすごい忍耐が必要なのですがね…)

今年は非常に理解を深めている学生がたくさんいるし、

ある程度実践的に物事をこなせる学生も多いのですが、そういう実践力がまだ欠けているせいもあり、

どの学年も全体的にスコアがぱっとしません。

過去にもそういう学生がいたりして、丁寧に解けばものすごく完璧…

でも、解くのに時間がかかるし、1つずつ追っていたらこんがらがることもあるし……。

基礎力だけものすごくあると、最悪自分で導き出せてしまうってことはあるのですが、

それだけで実用だったり、試験だったりする際にはどうにもならないことはありますよね。

また試験においては、

英語力・単語力はあっても試験問題を解くための時間配分等がわからないために詰む場合もしばしば。

緊張とかしたらなおのこと自分の力を発揮できないことが多いので、

基礎に固執しすぎずに、過去問演習や実践問題の量をこなすことはやはり必要不可欠です。

ホントに勉強って難しいですよね。用途によって、力加減は変わりますしね。


実践力があって理屈がよくわかっていないから基礎を詰めようという学生を教えるのは、

学生的には非常に辛い事だと思いますし、講師からしても「また感覚で解きやがって…」となるのですが、

このパターンで覚悟を決めた学生の方が正直指導は楽かもしれませんね。

実は、基礎事項がよくわかっている、でも実践的なところで使えない…を指導する方がやっかいで、

真面目な学生に多いパターンだからこそ、思い切った解釈ができず、

抜け出すのが大変で、大成するのに時間がかかるのかもしれません。

でも、爆発的に後で困らないようになるのは、基礎を持った学生。

大学に行っても困らない実力をつけてあげたいので、

今考えていることはきっと間違っていないと信じて教えていますし、

実戦こそ自分で頑張ってこなす行為ですから、自身の人生感で語学を彩ってほしいですね。



もちろん、申し訳ないのですが、基礎も実践することも大変という学生もたくさんいますが、

皆さま大なり小なり学習事項には問題を抱えているわけですので、どうか自信を過小評価せずに

果敢に取り組んで、良い夏にしてください。(でも、現実もそれなりに見て自分の足りないものを考えましょうね。)


皆さま、日本の夏も方角的になり、どこもかしこも暑いですので、どうかご自愛ください。
cancan
Posted bycancan