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入試で絞るよりも落第させる道を選んだ医学部なのかも?

さて、今年も新学期が始まったのですが、なかなかやる気に満ちた学生ばかりで、

ガンガン和訳をもってきた学生も多々おり、正直少し安心しております。

一方我が道を行きたい学生もいるのかなーっていう学生もちらほらいますが、

それでもやらないよりはましで、当分は様子を見ようかなって思っています。


さて、今年は「覚えること」を強調して話すことを意識しています。

もう理解・理解を繰り返していても、講師が理解を求めて指導することは当然で、

最近はその度合いがいき過ぎてしまい、使っていくうちに覚えればいいことまでも

文法の説明として組み込む先生まででてきてしまっていますよね。

(もちろん授業によってはプラスになるものも多いので、全否定ではないが…

grammar geeksを生む可能性もあり、工夫はしてほしい。)

昨年は理解重視で説明と基礎演習に力を入れて復習させたはいいものの、

知識を座学としてちっとも覚えず、最終的に勉強の意味が解らず

問題を解けばできるんでしょコースに逃げていった学生がちらほらいて、

その反省から今年はあえてガンガン進んで、単語のイメージネタをたくさん作って、

覚える力に期待するような授業にしております。


先日ある医学部学生と話して、彼らが言っていたことは

「大学の授業はすごくわかりづらい。まとまってないことだらけで自分でまとめなきゃいけない。」

これを耳にした時は驚愕しました。

難関を通り抜けた学生でさえも、与えられたレジュメ処理はできても、

講義を聴いてまとめる作業をして自分でどこを覚えるか等を考える力の

有無は相当まちまちで、本来の勉強が何なのかをよくわかっていない学生も多いのだなと

非常にびっくりして、悲しくなってきました。

(これは彼らだけをいかん!!まずい!!と言えなくて、講師側もまずい。

点数をとらせようと、面倒なことを省いてあげようと準備してあげすぎた結果です。

私もこういう部分では戦犯者なところもあり、自分の学生がこういう風になっていた場合は

やはりもう少し自発的にやらせればよかった…と思うことがあります。)

こういう学生が増えているからなのか、それとも本当に実力がないからなのか

大学側は落第生として進級させない道を結構選ばせているなぁっていうのが

最近の私の印象です。

藤田の情報ですと、1.2年生時の留年決定した学生が30人手前いたそうな…。

医学部での勉強自体が大変ですが、

受験を乗り越えても必要な実力が身についていないというのが

医学部受験をやっている身から思う感想ですね…。


こうなってもらいたくないのもあり、やはり英語指導者としては

「英語力」はもちろんのこと、「覚える力」を身につけてあげたいなというところで、

最近は中学生にも容赦なく覚えさせます。

(そのせいか、生き残る学生もずいぶん減ってしまい、

正直中学受験も中高一貫指導もお勉強マシーンを創り出しているだけじゃないかと

世の中をまた悲観してしまいそうです)

今年も中1学生で2人ほど春休みで大幅に力を付けました。

2人とも公立中学の学生で、うち一人は0スタートの学生でもう中3手前のことまで終えています。

力がなまってしまうので当分は英作文やスピーキングで力を維持したり、

さっさと高校ネタの英文を読ませるなどガンガン行きます。

公立だろうが私立だろうが英語の場合は関係なくて、

死ぬ気で覚えるか、自発的にやれるかどうかで全然変わります。

まあ難しいですね…


英語を通じて、単語等を覚えさせまくって、しっかり自分で勉強できる習慣をつけるのが

私が教える英語指導であり、

受からせる家庭教師としてよりも、大学へ入っても困らない英語力をつける家庭教師へ

引き続き進化していこうと思います。
cancan
Posted bycancan