2012
04.23

英作文のすすめ

Category: 雑記
英作文の勉強法について、疑問があるということを

早い時点でいただきました。

夏になると、「英作文の勉強を始めたほうがいいでしょうか」

という問いをたくさんいただきます。

私は去年から大手予備校で英作文の指導をやっていますが、

基本的に夏から始めても全然なんとかなると思っています。

というか、やむを得ず夏から始めるというパターンの方が多いと思います。

それは、現役であれば特にですが、

春の時点では生徒さんに文法力や単語力が著しく低いためです。

英作文はある程度文法や英単語の知識がそろわなければ、

参考書の丸写し状態になるのが関の山ですので、

その状態で取り組むのは時間の無駄でもあるように思います。

もちろん早くやるに越したことはないのですが、

英語の基礎知識に自信がない人は、

まずやはり文法事項や英単語の暗記をしましょう。


今日のお話は、それをある程度経た方々へのお話です。

英作文の勉強をするにあたって、

「文法は仕上がったからいいんだけど、じゃあ何から始めればいいのでしょうか」

という状態に陥る生徒が毎年後を絶ちません。

個人的に9月から始めるのであれば、

①例文詰め込み⇒②入門レベルの英作文⇒③実践レベルの英作文⇒④過去問

といった流れで進めています。

①例文詰め込みについて、本当は暗記した方がいいのですが、

単語の丸暗記で力尽きて、

「もうこれ以上暗記はできないし、したくない!」と嘆きたい人も多いかと思います。

もしそうであれば、簡単な例文でいいですので構文の整理をしながら、

インパクトが強い例文をイメージづけてしまいましょう。

要は、文法の復習の延長上にある作業だと思ってくれれば結構です。

例文暗記をしっかりやりたい人は、こんなものがあります。

ドラゴン・イングリッシュ基本英文100ドラゴン・イングリッシュ基本英文100
(2005/09/21)
竹岡 広信

商品詳細を見る


無理なく頻出そうな内容の英文が100文掲載されていますので、

例文を覚える教材をお探しでしたら、これを使ってベースを作るといいと思います。

私のブログでも特徴と使用法を紹介していますので、よかったら読んでみてください。

こちらをどうぞ。



そして、②の入門編の英作文を片っ端からやってください!

①と②は同時進行でも結構です。

では、②の問題をやるには何を使用したらいいか。これをお勧めしましょう。

入門編 英作文のトレーニング入門編 英作文のトレーニング
(1995/02/25)
不明

商品詳細を見る


新しい版が出版されているので、そちらで結構です。

私は古い版の方が好きなのでそれを持っていますが、

内容はそんなに変わりません。

この参考書を使って、与えられた日本語を自分なりに英訳して、

そのあとに会話式の解説を読んで、解答例と自分の解答を見比べてみるといいです。

これも特徴と使用法を載せていますので、こちらからどうぞ。


そして、②の作業をこなし、テキストも1~2回ほど熟読できたら、

次は③実践レベルの英作文へ移行していきます。

②までは、およそ2か月で完成させるとちょうど良いと思います。

ちょっとギリギリすぎないかと思う人でも、

10月中旬で終了するぐらいの丁寧さでやってください。

個人的には②までの作業を極めてしまえば、

東大の英作文まで対応できると思っています。

ただ、最難関の英作文は

日本語をあるレベルまで崩さなければ書けないものが出題されることが多いです。

すると、自分で日本語を崩すことになれなければなりません。

そこで、実践的な英文解釈のテキストが必要になってきます。

これが一番受験生にも愛用されていますし、説明が細かいのではないでしょうか。

大学入試最難関大への英作文―書き方のストラテジー大学入試最難関大への英作文―書き方のストラテジー
(2004/12)
大矢 復

商品詳細を見る


この大矢先生のテキストは、難関大で指摘されそうなところを

全部カバーできるように解説されており、

非常に勉強になります。若干、無理やりじゃねーか?って思うものもありますが、

基本的に解答例はしっかりした無理のない英文が紹介されています。

あと、細かい文法解説も目からうろこですので、是非読みましょう。

最初の40問だけで十分実力をつけることができると思います。

あとは適宜、自由英作文や長文英作文に対応させて問題をこなせばいいと思います。


ここまでしっかりこなせれば、あとは過去問をやりまくって

経験を積めばいいでしょう。

5か月間、1日1時間の労力で、どんな大学の英作文も書けるようになります。

もし添削を定期的にしてほしいという方は、Z会の添削講座を受講するとよいでしょう。

良い情報をたくさん頂けますし、指摘が鋭いです。

私も去年の終わりごろ添削作業をしたことがあります。

よかったら、受講してみて下さい。



私も英作文は苦労しました。

私は朝日新聞の「社説」を半年間休まず英訳していました。

そして次の日に朝日新聞の英語版をみて、

自分の英文と社説記者の英文と照らし合わせながら、

言い方の良し悪しを活用辞典や英英辞典でよく確認していました。

これを半年ぐらいやっていたら、TOEFLの英作文で満点を取るようになり、

今ではそこまで苦手ではなくなりました。

受験生にここまでやれとは言えません。

時間的制約もありますし、何と言ってもここまでやらなくても受験であれば

点数は取れます。

ただ私がやった勉強と、これまで紹介してきた勉強法の共通点は、

英語と日本語の違いを知り、

二言語とにらめっこする時間をできるだけ多く作ることです。

丁寧に日本語と英語のニュアンスの違いを洗い出すことが、

英作文ができるようになる最短距離です。

そして、これがわかるようになると、英文を読むときにも深みが増してきます。

言語は、読みの力もも書きの力ももつながっているんですね。

どっちもおろそかにしてはいけません。できるだけバランスのよい勉強をしてほしいと思います。

参考になればと思います。



よかったらココをクリックしてください。いつもありがとうございます。
にほんブログ村 教育ブログ 家庭教師へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ
トラックバックURL
http://caseofcases.blog116.fc2.com/tb.php/192-2a317e67
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top