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単語帳だけではゴールにたどり着かない。

私のところに単語を覚えるという作業に関して、よく問い合わせが来ます。

そして、こういった質問が多いです。

「英単語を覚えるための単語集や熟語集でおすすめなものはなんですか?」

これは以前にも書きましたが、覚える本は正直なんでもよいです。

ターゲットでも、速単でも、自分に合った単語集で単語を覚えればいいです。


しかし、ここで勘違いをしている人がいます。

ターゲットや速単を終わらせれば、「単語を覚える」という行為はおしまい…。

いやいや、世の中そんなに甘くはありません。

あくまでもターゲットなどといった単語集だけでなんとかなるほど

受験英語をすらすら読めるようになるはずがありません。

英語ができる学生はターゲットや速単をベースにしたうえで、

覚えた単語を実践レベルでも使えて、うわべの意味だけでなく、

文章で意味している内容までしっかりとらえられるようになるまで、

読み込んだり、覚えまくるということです。

当たり前ですが、単語のうわべの丸暗記をした生徒と、

例文を読み込んで、単語を覚えた生徒では差が歴然とします。


以前に私がよく出入りする塾の生徒で、

「10日後に単語テストがあるんですよ。1日100個覚えて見せますよ。」

この言葉を聞いて、根性あるなーって思いましたが、

その生徒を担当している先生に結果を聞くと、その生徒の結果は惨敗。

その単語テストのために勉強してはいけなくて、

「単語を覚える」ということは文章の中で使われても、

意味内容がしっかりとれるようになるレベルで運用できるようになることを意味します。

ということは、単語集の英単語をただ丸暗記したってできるようになるはずありません。


日本語で考えてみてください。

「つるの一声」というフレーズを知っている生徒がいるとして、

動物園でつるを見て、「あ、まさに「つるの一声」だね」って使っても、

自身の醜態をさらすだけです。

こうういった意味内容まで覚えられれば、

別にどんな単語集をつかっても構いません。


しかし、こんな愚問をしないでいただきたい。

「じゃあ意味内容も容易にわかって受験に有効な単語集はありますか?」

そんな都合がいい単語帳を探すぐらいなら、

まずは英単語をしっかり覚えて、英語の文章を読みまくってください。

または英作文をして、自分が思っている日本語で運用できるか確かめてみてください。

こういう地道な努力から逸れようとすればするほど、

英語ができる人への道は遠くなる一方だと思います。

しかし、こういった愚直な方法でも、時間を超越するぐらいやりこめば、

(1日1~2時間の単語暗記+英文の読み込みを目安とする)

1000個の英単語であれば1か月ぐらいでかなり深いレベルでの暗記ができます。

一発逆転をかけたい人は、

文法の勉強を少しおろそかにしてでも、

英単語を1000個覚えるという作業にまわるのもありだと思います。


ちなみに私のお師匠は、

1年で英単語をマックス40000語を暗記したと豪語しておりました。

これを聞いたとき圧倒してしまいましたが、

逆に人間本気になればそれぐらいできる人間もいるんだと思いました。

それはもちろん

その先生が完ぺきに近い日本語力を持っていたことも手伝っているでしょうが、

個人的に

「わからない」ものをすべて「わかる」ものにしようという意思が、

こういう実力につながっているのだと思っています。

だから、その先生は英単語帳を使って英語を覚える生徒を見ると、

「お前はまた自分にリミットを設定する。だからできるようにならない。

それはどの勉強もそう。ある決めた範囲でも知識でしか物事をとらえられないから

大きな発想の転換にもつながらないし、飛躍的な実力アップはないんだよね」

と指摘します。


というわけで、あくまでも単語帳は松葉づえのようなものであって、

「単語暗記」のゴールではありません。

ゴールは自分の志望校の問題でわからないものが極力なくなることです。

そうなるまで、頑張ってやり抜きましょう。

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cancan
Posted bycancan

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