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1次速報+医学部受験の1次合格の壁は薄くないがめげる必要もない

さて、昨日一昨日と引き続き1次合格の結果が流れてきました。

今年は北里はまさかの全敗でした…。数学でやられたとの話を聞き、少しショックでした。

でも、金沢医科大学1次 5勝!!

帝京大学医学部1次 1勝してきました。

おめでとうございます。おそらく過去最高に1次試験合格が出ていると思います。

正直申し上げて、今年は2勝以上していない学生が今のところいません。

(報告がない学生もいるので、何とも言えませんが…)

でも、いつも通りのことですが、2次が受からなければ負けなので、

ここで喜んでいる風潮が私たちの中には正直ありません。

ただ、ここでは一応「筆記試験では勝負できるんですよ!」

アピールは最低限しておこうと思います。



さて、今年はこうやって1次合格ラッシュが出ているのですが、

こうやって1次合格を沢山見るようになったのも5年ぐらいの話です。

正直申し上げて、医学部受験指導の駆出しの時は、

確かに合格させることはそれなりにあったのですが、

その学生の大半が、ある程度もともとの実力があった

1科目だけの勉強に絞り切ることができる学生ばかりで、

0スタートから合格させるということができず、悩んでいました。

もちろん、その一番の原因は、駆出し時に

オリジナルテキストを創っていなかったことや、問題分析が不十分(知らない大学だらけ)、

過去問以上の練習問題のストックの不足、文法のポイント練習課題の不足など、

とにかく不足不足で始まっており、今更ながら綱渡りな指導をしていたなと

非常に反省を繰り返しながら、今このように指導してきました。

(もちろん、できる限りの問題を作って提供をして、体裁は今とあまり変わらなかったのだが、

8年前と今では余裕の有無が全然違います)

でも、やっと5年前にある程度合格量を増やせるだろう構想が出来上がり、

その理想に近づけるために問題を作り続け、指導体制を作りだし、

やっと理想に近い数の「1次合格」を出せるようになったと思っております。

ただ、医学部受験は英語だけではうまくいかないのもあります。

医学部量産のためには、どうしても数学の先生、理科の先生が不可欠だと思い、

これも素晴らしい先生たちと出くわすことができて、

さらにはサポートしてくれる学生までそばにいる状況になり、

手前味噌ですが、かなり手厚い指導ができるようになってきました。



しかし、そうなってきても

全員1次突破とか、どのレベルからでも1次突破というのは難しい。

私は過去に3~4浪しても「1次合格経験なし」というのを沢山見てきましたし、

偏差値70をすべて越えて数年浪人しても「1次合格なし」というのも

ちらほら出くわしてきましたが、1次試験突破は中途半端な気持ちではやはり受かりませんし、

中途半端な準備ではのりきれません。

とりあえず過去問だけちょっとみておけば受かるかなっていうレベルの受験参加ならば、

まあお金をどぶに捨てるようなものなのでお勧めできません。

医学部受験の世界では、そうはいっても「とりあえず参加して、受かったらやった!」ぐらいに

受験しまくるご家庭が多いのですが、まあそんな低いレベルでの受験意識では

まあ10戦全敗とか、15戦全敗とかごろごろしていますので、準備は入念にしましょう。


1次試験合格に不可欠なのは、1~2科目のずば抜けた科目があることもそうなのですが、

それ以上に、最低偏差値が全教科65ぐらいに落ち着いていることです。

苦手な科目があったり、センターで70%ぐらいしか取れない科目が並んでいるうちは、

国立は愚か、私立医学部の合格をも難しいという状況だと思っていいです。

最低ラインがものすごく高いので、

これから受験をしようと思っている学生さんや親御さん、

そして、残念ながらまだ1次が来ていなかったり、後期試験で奮闘してやろう!と思っている方は

難しい問題をやりつつも基礎に戻った勉強や、

英語であれば単語や基礎文法に立ち戻ることや長文読解のパラグラフの作られ方を見直すとか、

いつもならあまり振り返れないことに振り返ってみることで結果が出ることがあります。

今まで解いた問題の復習でもいいです。何かしら立ち戻る

そういう基礎事項ができていれば、スコアでの大崩れはなくなるし、

1次合格にものすごく近づけると思います。

3年前に指導して、1浪目までで1次合格0で二浪してきたところで私に出会った学生は、

英語だけダメで0スタートから始めた部分がありましたが、基礎に立ち戻って

私立医学部歴代最多合格9勝してきました。(絞って受けりゃよかったのにww)

その学生は結局、東京の上位層の医学部に進学しましたが

受験期は模試も少し結果が芳しくなくて大丈夫かな??と悩んだものです。

でも、腐らず一緒に基礎事項と覚えよう事項をしっかり押さえて、

第一志望の私学と、まさかの国立合格までいっちゃう??

みたいなところまで行ってしまったのですよ。

彼は最後によく言ってました。

「僕みたいに1浪時で全敗でも、2浪で完勝もあるから

仮にその年受験がダメだったとしても

めげずにちゃんと腰を据えて勉強してほしい」
と。

彼の言葉は努力した者としての言葉で重かったですね。

そして、1次試験はほんの紙一重な部分と思う一方で、

分厚い紙一重なようにも感じ、必勝法で勝ち抜くよりも正攻法で勝ち抜くことを

彼を教えた後から、さらに強く抱くようにしていました。


こういう頑張った学生を数々見てきたから、1次合格の知らせがくると

「まだまだ序の口」と思っていても、「おーーー、結果としては一定レベルで頑張った」という証明を

受け取ったような気分になるのは本人も講師も否定できない事実でしょう。


私もこれまで中途半端なところはできる限り直してきているつもりですが、

手が回っていない部分は多々あります。

(英語指導でなら品詞の説明の部分はまだまだダメ…

実務・教務の方では国立医学部の当て方の読みが全然甘い…ゴミレベルで泣きそうになる。

親御様には好評を受けても、実は申し訳ないと思っています)

そうなのですが、引き続き正規合格を目指して、そして国立医学部量産を目指して、

色んな先生と力を合わせて頑張っていきたいと思います。
cancan
Posted bycancan