今年もセンター試験前半戦が終了しました。
皆さまが無事試験会場に行って、
自分の実力をしっかり発揮できたことを祈っております。
さて、早速英語を解いてみたので、ちょっとした自分なりの講評を。
ざっくり言うと、個人的には
大問2の文法セクションは全体的に少し解きづらかった印象。
品詞的なものがちゃんと理解できていなければ、
また語彙一つ一つ理解していなければ解けなかったかもしれないものが
いくつかありました。例えば、第3問のalmost~の選択肢は個人的に焦った。
イディオム的には解けなかったわけで、内容を吟味しなければなりません。
内容を吟味して解くという意味なら、CのABA問題(私はこう呼んでいる)。
今回は(1)がめちゃくちゃ悩ましかっただろう。
can't helpの使い方を定型通りにしか考えられなかった学生は詰みましたね。
中学生で習う基礎がわかっていればまあ解けました。
大問3は少しムズめでしたが、しっかり読みこなせていれば問題なし。
大問4もそれほど捻りがなかったはず。
グラフ・図表問題では最終段落に続く内容を推測する設問がなくなっていたので、
個人的には簡単な印象になりましたかね。
大問5は、受験生的にはよかったねっていう感じで、
昨年の悪夢は起こらなかったであろう。
(我が軍もここが変わったので多分大きなスコア変化がなさそうで大丈夫ww)
普通にいつも通り解けば問題なし。設問の選択肢も変なのはない。
(freeの解釈は毎年どこかで扱っているので、これも瞬殺できた問題だった。)
大問6も例年並みで難しくない。imperativeは医学部受験生的には
普通に知っているであろう単語だったし、
設問もそれほど捻ってあった印象はないのでできてほしい。
というわけで、
文法ができていれば高得点はある!!
っていう感じでしょうか。
ただ、これは本番のあの場でその通りの実力を出すのは難しいものなのです。
今日の文系科目はひとまずお疲れ様でした。
明日の理系科目を頑張ってください。
そして、英語ができなかった、国語ができなかったからといって、
明日がこないわけではないのは言うまでもないが、
受験が詰んだはずはありません。昨年の指導生で750点あるかないかでも
旧帝の医学部にちゃんと合格できる学生もいますし、
センターでこけて挽回した学生なんてたくさんいます。
こけたらどうしようってことを考える前に、
明日を無事やりきって、終わったらおいしいご飯を食べて、ぐっすり寝てください。
国立志望者はセンターが終わってもまだまだ闘いは続きます。
私はむしろそっちでスコアを獲ればいいんでしょっていう人なので、
センターが100点ビハインド手前なら場合によっては勝てると信じて、
毎年指導しています。やわな鍛え方をしていませんし、
記述こそ自分を表現して採点者にアピールでき、周りを圧倒できると
信じて疑いません。是非とも明日も頑張ってください。