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雑記

北里大学医学部 一般入試に向けての戦略等

【北里大学医学部 一般入試英語の傾向】
第1問 長文読解(従来のスタイル)   
        
第2問 文法5択問題(少し難易度高め)  
  
第3問  文章内への文挿入問題      
       
第4問 文章内への語句挿入問題

第5問  文章内への文挿入問題(会話文内)   
 
第6問 整序問題


【英語の問題を解いた上での講評・戦略】
 北里大学医学部は2年前から少し読解重視の問題へ変化した感じがするが、

例年とあまり変わらないのであまり構えて準備をしすぎないこと。

昨年の長文は882ワードと少し長めで、例年第1問は文量が多い長文から始まる。

そして長文の設問の内容一致は少し捻って出題してくるので、

そこの対処には気をつけよう。

2年前から文章を読みながら単語や文を入れる問題も増え、

ますます読解重視の問題が増えている印象なので、

のめり込まないように気を付けなければならない。

また文法問題も微妙な選択肢が多いので、よく吟味する必要がある。


この学校を受験する上で気を付けることは、

「長文読解をいかに高速に処理できるか」

と言っても過言ではない。

国立大学クラスの文量と難易度の文章を読む体力が備わっていなければ、

解き終わるまでに40分かかってしまう学生もいるかもしれない。

まずは文量多めの英文に慣れることが必要。

読解目安は30分で完答を目指すこと。

ただ、この英文、内容一致問題は難しいが単語を埋める問題や

文・語句の意味を問う問題も多く、

それだけに絞ってスコアを獲りにいくのも一つの手段となる。


それができてしまえば、あとの問題は40分で処理できる分量なので、

じっくり解いてくれればよい。

しかし、文挿入の場合は短いとはいえ、

全体を読まなければならないので

やはり時間をある程度確保しておく必要があることだけ注意。

最初の第1問長文に時間がかかると後が壊滅するので、

それを避けるためにも時間配分だけはしっかり守ること。

文法問題はイディオム重視の問題が多く、文法基礎知識を問うものは

出題されてもそれほど難問ではないので、覚えること重視で仕上げること。


普段やっておきたいことは、

やはり国立の700ワード~1000ワードの長文読解でしょう。

一文一文の意味が解ることや文量が多い長文の中で

さっと内容が捉えられる力を養ってほしい。

あとは、市販の問題集で文法を仕上げて、過去問を繰り返しやればいいので、

それほど厄介な対策ではない。

また文法事項は北里特有な雰囲気を醸し出しているので、

10年ぐらい遡ってみてもいい。

傾向や趣向はあまり変わっていないので、皆さんの助けとなるだろう。
 

 

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