【福岡大学医学部 一般入試英語の傾向】
第1問 下線部和訳
第2問 長文読解(内容が一致したもの4つ)
第3問 文法4択問題(適切でないもの解答)
第4問 発音系問題
第5問 整序問題(1語不要)
【英語の問題を解いた上での講評・戦略】
福岡大学医学部は過去20年ぐらいず~っとこの形式を保っており、
昨年もこの形式で大きな変化はない。
和訳あり、長文読解あり、文法事項ありという具合だが、
若干文法事項に特化した問題or文法事項で処理できる問題が並ぶので
難易度としては平易な学校だと言える。
昨年の問題も難問はなく、
例年並みである意味安定した問題難易度であるのはすごいクオリティだと思う。
この学校で注意することは2つ。
1つは、長文読解の配点は25点~30点ぐらいはあると思っていいということ。
これは絶対とは言えないが、
以前に問題を作っていたかもっていう先生が言っていたことで、
1解答正解で6点以上と聞いた。
というわけで、ここで2問落とすと大変なことになるので、
完答を目指すこと。
もう1つは、発音や文法事項がある程度特化していないといけないこと。
ここ最近、「適切でないものを選べ」という問題になっており、
1つの知識を知っていれば解ける問題ではなくなり、
少し4択問題は難化傾向。
また発音は盲点となっている学生も少なくないので、事前にしっかりつめておくこと。
そして、こういう文法事項重視の学校に多いのは、
高得点勝負!!ということ。
90%を狙いに行きたいところ。80%を割ったなと思ったら合格できないと思っていい。
実際に75%で1次合格が来ている学生
(これは自己採点のレベルだが…)も多いが、
補欠の時点で終わるということも多いので、
正規をもらうためには80%は最低越えていないとダメだと思っていい。
日々の練習としては、
長文読解は20分でセンター試験の英文が精度よく読める訓練をするといい。
福岡大学の英文はそれほど難易度は高くないが、
選択肢が複雑な場合があるので、選択肢の解釈への深さを養ってほしい。
もしくは北里や埼玉医科の選択問題等をしっかり解答できるようにするのも
一つの方法。
和訳は市販レベルの問題集をしっかりこなしているor
日々の授業で和訳をやっているので、
テキストで扱ったものの確認をするだけでも良いが、
不安な人は課題を前もってやること。
そして直前にはしっかり過去問で和訳練習をすること。
そして、文法事項は市販のネクステ等を極めてくれれば
この大学は攻略できるので、やることは日々の延長でよい。