さて、今年の愛知対策で使った内容を少しお見せ致します。
簡単に書いたものですが、基本的にはこういう点数の取り方を
直前に学生には教え込み、そのための練習をガンガンさせます。
ただ、申し上げなければならないのは、
基礎文法ができている前提で話をしているので、
それができない人は多分参考にならないので注意。
私は正攻法でしか闘わないし、基本満点から80%を獲得する気でやってますので、
ギリギリを目指す人は、問題を解きまくって分析してください。
(こういう人にはどの問題をやってもこういう解答しかあげられないっす。)
【愛知医科大学 一般入試英語の傾向】
第1問 会話文完成問題
第2問 単語スペル完成問題
第3問 語句整序問題
第4問 文章内へ語句・単語を挿入させる問題
第5問 中文読解(~500ワード)(単語の穴埋め中心に)
第6問 長文読解(600ワードぐらい)
第7問 長文読解(600ワードぐらいでグラフ付。)
【英語の問題を解いた上での講評】
昨年の愛知医科の英語は例年とほぼ同じ。グラフ問題が挿入されて若干難易度が緩和したようにも見えるが、苦手な学生もいると思うので難易度に大きな変化はないと言える。しかし、一昨年前の長文のような難解な問題が1題出てしまったようなこともなく、ちょうどいい分量ともいえるし、学生も対応しやすい。
【愛知医科の入試問題を解く上での戦略】
第1問から第4問までをほぼ完答を目指し、
長文は単語穴埋めで勝負し、内容一致問題は当たればラッキーぐらいに割り切ること!!
非常に心苦しいのだが、多くの学生が全部解き終えるのは難しいかもしれない。
愛知医科の英語では、例年英文の内容が抽象的なものだったり、
医療内容や論文形式ではないので、読みなれていない人にとっては読みづらい。
学生の中には、
正攻法でスコアを獲りに行くと合格点に達せず本番を終えてしまう人もいるかも。
そこで、スコアを集めにいく寸法をとる。
文法はここ数年簡単になってきているので、ここでスコアを落とさないこと。
そして、単語を勉強していれば誰でもできる問題が前半には揃っているので、
その準備を抜かりなくすること。
時間配分としては、文法・語彙セクションをなんとか20分以内で終わらせたい。
そして、1つ目の長文を15分を目安にして、
残りの英文2本をそれぞれ20分ぐらいかけて完答を目指したい。
ただ、愛知医科の長文を20分台で読みこなすのは骨を折る作業なので
しっかり事前にストップウォッチをもって練習すること。
【愛知医科の入試のために日々やること】
愛知医科の対策のために日々やることは何か。
それは単語の習得・確認・深化が一番大事。
これは文法問題にも長文読解にも大きく影響。
まずはこの準備を。そして、並び替え問題の準備を必ずすること。
20年ずっと出ており、多分配点が高い。
並び替えで落としたら不合格だと思え!
長文読解の訓練であれば、愛知医科の過去問が一番で、
それを2001年ぐらいから遡ること。
形式が少し違っても愛知医科の英文は昔の方が難しいので勉強になる。