さて、なかなか忙しい日々を送っていますが、
無事、金沢医科正規合格1勝をいただいてきました。
推薦入試では金沢医科、過去に2勝してきましたが3勝目です。
英語が心配な学生でしたが、見事合格しました。
そして、受験が終わった今でも「まだ勉強したい」という感じでやる気満々で、
個人的にも頑張ってほしい学生の一人。
いやー、良い医者になってほしいなぁと願うばかりです!超いい子。
一方、愛知医科も今週の月曜日に結果が出ましたが、
こちらも予備校でちゃんと結果を出した学生がいました。
私の指導生ではないですが、色々あった学生で担当した先生は
嬉しさひとしおだったと思います。
対策授業で頑張った学生達も3~4名合格したようです。
まあこれはちゃんと定期的に指導したわけではないのでカウントしませんが、
中には連絡をくれた学生もおり、嬉しかったので一応喜びを表しておきます!
いやー、おめでとうございます。
そして、残念ながら防衛医科大学は今年は1勝できず…
近畿推薦は1次1勝中で、なかなか厳しい戦いをしています。
近畿推薦は今年は結構来たんじゃねーかって思い、3勝する気でいたのですが、
さすがは関西圏の医学部。簡単におさえさせてくれませんでした。
ただ、今回の1勝はでかい1勝で、データも取れたので良しとしましょう。
是非とも頑張ってください。
さて、今年も推薦の結果がガンガン出てきました。
今年は推薦で押し切っていこうという学生がほぼおらず、
愛知医科大学の推薦入試は史上初直属では0、
藤田保健衛生大学の推薦入試は2勝(1勝はあとから連絡をいただいた!)、
金沢医科が1勝と少しボリュームは小さめ。
今年は国立医学部志望が勢ぞろい、もしくは私立医学部上位志望が多く、
(旧帝一般学部や薬学部志望がちょろちょろ)
愛知推薦を受けたくない学生が続出。私もまずいと思ったら判断するのですが、
今年は「一般で行ける!!」っていう現役生・1浪生しかいないので、
愛知医科を受けさせることはしませんでした。
まあプラスで「逃げ」なかったというところです。
もちろん、愛知医科の推薦が「逃げ」とは断言できませんし、
一つの手段としてはありです。しかし、可能性を潰していることがあることも否めません。
そこで、推薦入試について少し。推薦入試の難しいところは
個人的に確実に1勝できる学生を送り込めば講師の実績としてはおいしい話ですが、
目の前の結果に甘んじて国立に行けるのに…っていう学生を
引きずり込んでしまうかもしれないところです。
愛知医科推薦入試は、正直英語に関しては簡単な部類で、
手前味噌で顰蹙必至を承知で言えば、
私の指導生だったら3~4勝はいけると自信があり、そこを狙いたくないのです…。
(東海圏だと東海高校の学生は愛知医科の推薦をほとんど受けません。
仮に東海生が複数受けたら、全員東海っていうことはあり得ますww)
愛知医科の他をいうと、
金沢医科の推薦は志望動機書等がまあ重いので、実は受かるのは大変。
ただそこを抜けてしまうと結構何とかなりますが、その作文コンテストが大変。
藤田医科の推薦は、国立志望者ガチの死闘。中途半端な学生はまず受からないし、
筆記ができて1次通っても2次正規を獲ってくるのは本当に大変。
今年はかなり優秀で受かるだろうと信じていた学生がやられたので、
本当に厳しいなと泣きそうになりましたし、超絶大変ですので、
(来年受験を考えている人はぜひ私にご相談ください。情報くそ持ってますし、
予備校への面接練習の案内等、もちろん英語指導も承ります。)
推薦入試はこのように様々な形式があり、実はチャンスにもなり得ます。
正直少しゲスに言えば、英数がとびっきりできれば受かっちゃう試験とも言えます。
そして、情報を集めまくれば、藤田以外は結構合格できる試験でもあり、
特に愛知医科は20人という狭き門ですが、
問題のクオリティ的には穴場となってしまったようにも感じます。
もちろん個人的には、実力をしっかり見据えて、
推薦入試を受けたい大学の魅力をしっかり知った上で受験してほしいので、
ちゃんと勉強して何らかの形式で受験をしてほしいですが、
戦略的に医学部を狙う人は学校の評定を上げて、これに臨んで合格することも
事実上可能です。(そんなのをまあたくさん見てきた…。度が過ぎてる人も…)
そんなわけで、推薦入試はある意味で情報戦であり、英数のスペシャリストが
受かる試験。それだけではあとあと入ってからも大変ですが、手段は手段。
とにかくいろいろ考えた上で推薦入試を受けてほしいです…。