FC2ブログ
2018
06.28

今アホかどうかはどうでもいいんですよ。

Category: 雑記


山田洋二監督の『学校2』って映画を観たことがありますか。

私はこの映画のエンディング曲で使われている歌『そのままの君で』

がものすごく心に響く歌の一つだと思っています。

この曲を聞くと懐かしの中学生時代を思い出します。

私はあまり友人を作るのが上手なほうではなかったので、

この歌の歌詞の情景に憧れた時があります。

「本当に『ずっと友達でいよう』っていいあえる友人がこれからできるのだろうか?」

ってよく自問自答していました。

結果的には、

小学校から仲良くしている友人が今でもつるみあうことがある事実に出くわし、

私は幸せ者だと実感しておりますが…。


さて、この映画のワンシーンにものすごく意味深なフレーズがあります。

それをYou Tubeに載せておきましたが、

「ゆうやは自分が馬鹿だって知らないんだろう?

もっとバカだった方が良かったな。だってわかるんだ、自分でも。

バカだからなかなか仕事を覚えられなくて、計算も間違ってばっかりいて…

皆が俺のことをばかにするのがわかんだよ、先生~…」

ゆうやっていうのは、重度の知的障害者で

習字の時間には紙をむちゃくちゃにしたり、頭をガンガンぶつけたり

何をやっているのかもちろんわからない学生です。

それをみて、この主人公は自分もバカだけど、

自分はそれを自覚している分、

自分がみじめであることも悟れる最低限の認識があることがつらいと

気持ちを吐露しているのが、YOUTUBEでのシーンなんですよね。

物事がうまくいかないと、誰にでもこういう風に思うことってあるんじゃないかなと。


私は小学校のときは間違いなく人より劣っていることを悟っていましたが、

映画のような感情を実感した瞬間はいくつかあります。

まずは給食ですね…好き嫌いなしで食べられることがありませんでした。

牛乳は小学校に入るまで飲んだことがなかったので、

みんなが飲めることを知った時点で完全に遅れをとったと思いましたね(笑)

あとは、絵画ですね。「人物を描く」お絵かきってやつですが、

周りは人は肌色のクレヨンを使う一方、私は平気で黄緑や青を使っていました。

これも周りとの認識が違うことで遅れをとったと悟りました(笑)

そして、徒競走とドッジボールですね。

足は思ったよりも遅かったし、

ドッジボールも取れると思っていたボールは一切とれませんでした。

まあ幼稚園で比較されるような教育を受けたことがなかったから

仕方がないと言えば仕方がないのですが、

童心ながらこのギャップにかなり傷ついたのは今でも忘れません。

そして、私が小学生の時、

小学校の中には特別養護学級(たんぽぽ学級と名付けていた)があり、

彼らをみて「あー、明らかに俺と違う…」とさすがにあほな私でもわかり、

こいつらはハンディをもっていることでなんか守られていて、

俺はなぜあほだとわかっているのに守られないんだろう?って

国をなぜか恨んだこともあります(笑)

だから、このセリフを吐いている主人公をみていると、

物凄く昔の私に似ていて、小学校から俺はダメな奴だったんだなと悲しくなりますww



でも、小学校に入って数年して少しずつできることが増えて、

自分の得意と苦手が見えてきたときに(小学生の時に運動を克服できなかったですw)、

彼らをみて思うことが変わりましたね。

「あ、僕はアホに気づけたからそれを直せばいいが、

それを直せない学生も世の中にはいるのか。努力しても思うようにならないこともあり、

それを支援する人がいないと生きていけないからその人が彼らを守るんだ…。」

なぜか、「そんなでくの棒はこの世に必要ない!」って思うことはありませんでしたね。

(もちろん今でもそんなことは思いませんが…。生きていることは尊いものですよ。)

とまあ、こういうできない人にはできない人の悩みってあるんですよね。


こうやってうまくいかないときって自分が弱くなるものなんですけど、

受験をしている方々は先生も含め、前向きに考えなきゃいけません。

一生懸命やっていてもダメなときはありますし、まわりがあそんでいるのに

自分は努力していてもその人たちよりも劣等だと感じることは多々あります。

でも、そんな比較論していたら何も大胆な事や

人生におけるブレイクスルー的な出来事はできません。

常に自分と闘って、過去の自分との比較で生活していきていると

いい精神性が作りだされますよね。

だからこそ、

今愚かであることを自覚することはちっとも恥じることではありません。

こうやって考えて生きてください。受験生活送ってください。

直そうと思えて直そうと行動を移せる身体と思考を駆使できるのであれば、

それをどう愚かでなくそうかを考えたり、人に尋ねていくことができます。

そのチャンスが与えられただけラッキーぐらいに思わないとです。

「英語ができないんです」とかよく学生たちは言いますが、それを自覚して、

そうでなくするように問題を解きまくっているのが今年の学生たちなのですが、

それだけの行動力があれば平均値よりははるかに上です。

でも、できないんですよ!って自身を卑下して英語をやっていても

英語はあなたを好きになってくれませんし、身についてくれません。

できなくともやってみる!

そしてできるようになると願いながらやる


これが大事なんです。

模試の結果とかが返ってきていますが、いちいち気落ちしない。

引き続き、本当に頑張ってほしい!
トラックバックURL
http://caseofcases.blog116.fc2.com/tb.php/1816-8a93dbc3
トラックバック
back-to-top