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参考書関連

『セレクト70 英語構文』

セレクト70英語構文 三訂版 (70パターンで必修148構文をマスター)セレクト70英語構文 三訂版 (70パターンで必修148構文をマスター)
(2009/05/01)
大場 智彦、中島 和夫 他

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【特徴】
構文を基調にした参考書で、著者は「構文を覚えて初めて文章を読むことができる」をモットーにしており、それに沿って内容が展開されている。内容は70パターンに構文を絞り、148構文を覚えることができるようになっている。選ばれている構文も入試頻出のものばかりなので、無駄も少ない。見開きの左のページに基本構文の内容が書かれており、右側はその構文を用いた実践的な演習問題が掲載されている。その演習問題をこなしながら構文を自分にフィードバックさせて、実用しながら構文を習得できるようになっている。しかし、70構文とはいえ覚える内容が大半なので、覚えることになれていない人や英語初心者にとってはかなりきついだろう。高校1年生の時点で最低限の英文に触れた者であれば、半年かけてじっくりこの構文集を覚えるのは有益な勉強となるだろう。また、時間がないので思い切って暗記していこうという人もこの参考書は応急処置ができるかもしれない。この参考書で扱われる構文を知っていれば、中堅私立~MARCHレベルであればなんとかなるだろう。


【使用法】
この参考書の使い方は2つあると考える。1つは、半年倉会いかけてじっくりこなしながら英文や構文を定着させる方法である。基礎力が一通り完成した状態で高校1年生~高校2年生を迎えたのであれば、この構文集をじっくり覚えて高度な文法力を手に入れるべきである。もうひとつは、夏休みになってから勉強を始めて、なんとか大学に合格しようという人は英文法書を手元に置きながら、この構文集を短期で暗記して、無理やり英語力を作り上げる方法である。個人的にはお勧めしないが、こういった使用法で乗り切れるときもあるので、こういった網羅されていて実践的に学習できる参考書は追い込みに向いているようにも思う。


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