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雑記

国立結果その3+割り切る&コンスタント+「そのときにやれるか否か」

さて、昨日は国立合格ラッシュでまあ受かりました。

実は名市大の他にまだ国立は受かっていたのです。

名工大工学部1勝!!

これも快挙です!!

いやー、この1勝は今年の大殊勲の1つでもありますね。

何と言っても、彼には失礼ですが、学校の成績がかなりビリに近かったのではないでしょうかwww

まあ県内最強の進学校ですから、上位に食い込むのも大変なのですが、

それでも「お前、ちょっとひどいわよね」っていう具合からのスタートでした。

1年はグダグダで、高2指導の時には1年間「単語、単語」or「品詞、品詞」

「基礎文法、基礎文法」と覚えていないものをすべて声にして伝えていました。

でも、彼のすごいところは僕にこれだけ言われてもへこたれないで、

ガンガン自分のペースでやれたメンタルの強さですね!!

まあ指導生の中で今年1、2を争うメンタリスト(意味違うww)でした。

そして、スコアを覆した結果を出してきたのも彼でした。

首都圏の激戦も3戦2勝ですので、立派です。

理科がもう1つ強ければ名大と早稲田でコンボしていたはずです。

これまで工学部受験はミラクルを結構起こしてきたという自負があります。

偏差値55ぐらいから京大工学部とか、偏差値35から日大や東海大学とか、

結構やばーい段階から結果を出してきましたが、そんな学生たちでも

地味に英語を突き上げて、他の科目も頑張ってそれなりにっていう学生が多かったですね。

今回の印象は本当に英語での無双・・・

英語95%でほか6割以下とかっていう具合ですもの…

(本番の理数はもっと獲れていると思いますけどね)

それぐらい英語力が安定している学生、

しかもそれが工学部の学生という…ここまで英語で無双して工学部に入る学生も

多分初めてです。

そういう意味で、良いデータが取れたのと、彼が言われたとおりにやってくれたこと、

そして、学校のことを捨てて英語指導一本でついてきてくれたことに感謝であり、

彼の合格は非常に嬉しく思います。

そして、最後の最後の国立。センターも20点ぐらいビハインドでしたが、

まあ挽回できるレベルにあったし、英語の過去問がほぼ90%以上だったので、

実は合格を確信していましたww数学よっぽどこけたらどうしよう…ぐらいで、

私の指示も「理科と数学」としか最後は言っていなかったのではないかな……

それぐらい真面目にこなして、面倒な英語をガリガリやらずに時間を有効に使えました。

本当におめでとうございます。


さて、この学生がうまくいったのは、

英語はこれだけやる!!

数学はこれだけ!!化学はこれだけ!!って割り切れたということ
です。

そして、その通りコンスタントに取り組んだということです。

過去にどれだけ生徒たちが余計なことをして、学校の成績も中途半端、

模試の結果も中途半端っていう学生がいたか…。

塾の掛け持ちでどれだけぐちゃぐちゃにされたか、

親御さんの謎の問題集ルーティンにどれだけ邪魔されたか…

物事には適量と順序ってのがあるので、

ただ学校であたえられたものを無理やりこなすとか、

問題演習が足りないから・いい先生がいるから他の塾に行くとか、

いろいろしたところで結局どこかで雑味が出てしまうのです…。

料理でも鶏肉と豚肉と牛肉とラム肉を入れて煮込む料理なんてないじゃないですか。

そんなの多分おいしくないし、うまくない以上にその素材を潰しています…。

肉なら失敗はきいても、人間の失敗、特に人生のターニングポイントになる受験での失敗は

メンタルブレイク級で進んでやってみなさいなんて言えません。

物事を適量に出せて、しっかりプラン立てていけて、自分にとって少しだけ負荷or

「これだけやらないとダメなんだけど自分のマックスだな」

っていう量をこなさないとなのです。

少し微妙なところなのですが、それを見極めるのが予備校講師・家庭教師です。

そして、「これをやらなくてもいい」とスパンと言い切れるのも予備校講師の仕事です。

私はそれをできる限り的確に見抜く努力をしています。

しかし、私の提案はあくまでも1意見なので、最後に決めるのは学生です。

取捨選択を真剣にしてくださいね。


そして、「コンスタントにこなす」もなかなかできないのですよね。

これも過去に8か月かけて問題集が1冊も終わらなかったという学生がいました…。

こういう学生も世の中たくさんいますが、それでは上位を狙えません。

でも、1日20~30題こなせば、二か月ぐらいあればNEXTSTAGEとか終わりますもんね。

年間で5周はできます。こういう皮算用と力量の塩梅を考えないと、

コンスタントにはできないですね。一種の数学力ですね。


あとは「そのとき思ったときにやれる人orやれない人」ではっきり結果がでますね。

A型人間はこのへんで優柔不断になってずるずる行くパターンもありますね。

言い訳をしてやれない人のままでしたら、まあ結果はどんなにあがいても出ませんし、

テクニックに走って、受験を運ゲーにすり替えることでしょう。

受験は運ゲーではなくて、頑張りを示した1つのバロメーターであり、

自分の納得できるところまでやってその結果だったら、

おおむね思っている有名大学には入れているものです。

あとはその大学で何をすべきかを考えるだけです。

この学生は現役ですし、これからいろんなことを学んで、

好きなことをやれる人生を送ってほしいですね。

きっとやれると思いながら今後を見守っていようと思います。


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