さて、日本人は英語がお上手ではないとよく言われますが、
みなさんはどう思われるでしょうか。
ちょっと文化人や有名人がどういった英語をお話しするのか、
見てみようと思います。
まずは大江健三郎氏の英語。
んー、正直な意見を言います。
私は彼の英語を聞いたとき、2つのことを思いました。
まず、大江氏が「こんなに英語の発音がひどかったのか!」ということです。
これは私の勝手なイメージだったのですが、
英語を扱う人はそれなりにアメリカ人やイギリス人に
似せてしゃべるものだと思っていたのですが、
いやーめちゃくちゃ日本語英語でびっくり。
でも、それ以上にびっくりしたのは、
そんな英語を聞き取っているもう一人の教授!
もちろん大江氏がちゃんとした内容をもって話しているからというのもあるが、
この教授は聞き取ろうという心がしっかりあることが窺えました。
私は大江氏の英語を聞いて、
初見では大笑いして内容どころではありませんでした(笑)
この映像から分かることは、つたわりゃなんでもいい!ということです。
さて、次は生前の三島由紀夫の英語。どうぞ。
いやー、やはり右翼文豪の一人だけあって、しっかり英語も習得していられる。
(右翼は日本大好き人間だが、英語やドイツ語やフランス語ができる人が多い!)
英語のうまさで大江健三郎と比較したら、
数段三島氏のが上だということは一目瞭然です。
これぐらいの英語は、ここ50年後の日本人もお話になれたらと思います。
そして、最後はイチロー選手。
え?イチローは英語できないと思った方……んー修行が足りない(笑)
これはれっきとしたアメリカのジョークをしっかり加えてお答えしているわけで、
しっかりインタビュワーの質問に答えています。
いやー、イチローもジョークを言うんですね。
私もイギリス+スウェーデン仕込みの卑猥なジョークを持っていますが、
安易に使えません(笑)
さて、三者三様の英語でしたがいかがでしょうか。
私としては三島由紀夫レベルの英語は勉強すれば、
内容は別にしてだれでも話せると思っています。
個人的に大江健三郎の英語は、英語として認めたくないですが、
あれでも通じればいいと思えば、
勇気が出てきませんか(大江氏に失礼ですが)(笑)
ある程度単語や文法を覚えたら、口に出して話してみましょう。
最初はきれいに言えなくて当然です。リエゾンなんてできるわけありません。
最初は単語を一つ一つ言っていくのです。
そして、言っているうちにリエゾンができる筋肉が出来上がり、
アメリカ人のような発音ができるようになります。
あとはいかにきれいな英語を聞いて、真似るかです。
1年あれば、今のように教材が容易に手に入る時代でしたら、
英語は三島先生ぐらいにはなれると思います。
参考になればと思います。
コメント
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はじめまして。いつも楽しく拝見しています。
また時間を見つけて、遊びに来させて頂きますね!
> はじめまして。いつも楽しく拝見しています。
> また時間を見つけて、遊びに来させて頂きますね!
イタリアにいたのでコメントが遅くなりました。
コメントありがとうございます。
まさか,私なぞのブログをみているなんて,感激です。
私もブログに遊びにいこうと思います。
草々