さて、岩手医科大学の英語が難しかったようですね。
金沢医科は私の周りは順当だったみたいでなんとかなりそうな予感。
どんな問題が出たか、詳細を聞けていなかったのですが、
今年はセンターを始めどこも英語が難しくなっていますね。
そして、そんな予感がしますww
今日は杏林大学医学部の一般受験ですかね。
杏林はまずは何と言っても時間との勝負なので、ガンガン解かなければなりません。
文法は一癖あって解きづらいですね。正誤問題も微妙です。
長文は物語調の英文で、内容一致問題の選択肢がものすごく巧妙にできています。
英文は難しくないのに、設問が絞りづらいので難易度はアップですね。
ただ7割8割をとるのであればそれほど難しくないので、
そこまで構えずに頑張ってきてほしいです。
という最近後日談ばかり書いているような気がするので、今日は藤田のことを。
えーと、藤田の英語の問題は第1問~2問で、
4択問題と並び替え問題が出て、
第3問と第4問で、マーク解答の長文読解、記述解答の長文読解が出ます。
そして、最後に英作文が第5問に設問されている感じです。
藤田の英語はまず一番大切なことは、
第1問~第3問までにある足切スコアが設定されています。
どれぐらいかは商売のこともあるので言いませんが、
記述ものからスコアを稼ごうとしてもダメですのでお気を付け下さい。
ただ第1~3問は比較的簡単なので完答を目指しましょう。
そして、第4問の記述長文読解問題ですね。ここで勝敗が分かれるでしょうね。
でも、この長文読解問題、あることを知ってしまえば、結構解き易くなります。
それを今回は公開してしまいますよ。
あの長文読解問題には1パラグラフを文章内に挿入する問題が2つあります。
この問題があることを考えれば、
問題製作者は記述問題にある制限をかけなければいけなくなります。
パラグラフが2つも本文から抜けており、本文は文章を成立しなくなるわけで、
全体の内容を繋ぎ合わせながら読むことができないとは言わないまでも、
非常に困難になります。
なので、全体の内容を問う問題は容易に作成できないのですよ。
ということは、設問を読んで、その設問内容は本文にあるパラグラフの範囲内にしか
答えがないと絞ることができるので、段落の前後を読まなくてもいいんですよね。
該当箇所だけ探して、まとめてしまうっていうだけで実は答えが完成します。
完答できなくても、半答は余裕で狙える(部分点あるかは知らない)わけで、
実はパラグラフごとにショートストーリーとしてぶった斬りながら英文を読んでも
解答ができます。私のなかでは、
「なんだこの問題?和訳と構文がわかればできるやつもいるじゃん」と思い、
真の英語力を測ってなくて残念なのですが、
そのレベルの英語でいいなら正直量産できますww
よっぽど数年前の藤田の問題のがえぐかったので、個人的には解き易くなりました。
高得点勝負な感じもしますが、記述的な練習をしていれば
そこまで厄介な問題ではないでしょう。
まあこういう問題ができないというのは、
それだけ受験生がマーク形式の練習しかしていないという証拠ですかね。
私の指導では基本的に記述メインで、SVの発見と指示語内容の指摘と
構文や派生語の習得に全力で時間を費やすので、
やっている学生たちはおそらく大変な作業をしているはず。
そんなことをしているので、マークでも訓練すれば問題は余裕で解けますし、
記述問題は慣れに慣れているので、
ラッキーぐらいに思いながら解いているはず。
というわけで、明日の藤田一般、わが軍は受ける学生が多いので、
しっかり押さえに行ってほしいと思います。
(正規しか取らないような学校だから難しいですがね…)