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雑記

信頼こそすべて

信頼を勝ち取れてしまえば何事もうまくいく。

でも、その信頼を勝ち取るためには、人一倍努力しなければならないし、

人のことを親身に考えてあげなければならない。

これは僕の母がよく話してくれたことで、

自分のビジネスにもいい影響をもたらしてくれています。

先日、ある東京で家庭教師指導が決まったご家庭で

「あのですね、先日先生にお願いする前にTOEIC満点の先生にお願いしようとしたのですが、

受験のことを全く知らず、

ただ「センター試験で780点取れれば英語が免除だからそこを狙おう」っていうことだけ言って、

学校の配慮等が全然ない指導者だったので、お願いするのをやめたんですよ。」

って話をいただき、私はあらーって顔をしていました。

他のおうちでも

「数学の先生をさがしたときなんですが、

フォローしかできないとか学校の対策とかしかできないのに

「ちょっとできることを誇張する」先生が多くて、

家庭教師を探すのには毎回苦労して、英語は正直一発で見つかってよかった!

って感じなんですよ」っていうお話をいただき、

嬉しい反面「いろんな先生をみてるのねー」ってもっとちゃんとやろうって背筋が伸びましたw

もちろん、私も合わない学生っていますし、ニーズが合わないことってあります。

例えば、自発的に勉強できない学生をみた際に

「8か月かけても問題集が一冊も終わらないのはまずい!」

って強い叱責をしてしまったことがあったのですが、

それが引き金になって生徒が「指導をやめたい」となって、

親御さんから「あなたのメリットって一体何なの?高額で雇って損した」

って言われたことがあります。

正直、勉強していない学生だったので「あー、そうですか」って感じなのですが、

それでも親御さんとしては

「家庭教師にはどういう状況であっても成績を上げてほしい・上げるべき存在だ」

って考えている方は多いかと思います。

(やる気がない・頑張れないが成績を上げたい人は

優秀な効率の良い先生やテクニック全開の先生につくといいです。

でも、前者の人間はもっと高額でついていけないことがあったり、

自分でやらないと成績があがりませんし、

後者の人間の指導は受験が終わったら何にも繋がりません……)

クライアントがどのようなニーズを抱いて指導を望んでいるのかは

お話ししなければわからないので、

私はそこを常に考えながら指導するか否かを判断するようにしています。

要は一人一人「信頼できる」っていう程度や感覚が違うんですよね。

「成績は自分で上げるもの」ってちゃんとわかっている人にとっては

そこまで至れる「プラン」と「実力」を持っているかをみるし、

「成績を上げたい!」・「人よりもちょっといいところへ合格したい」って躍起になる人は

「底辺からの合格体験記」と「その人よりもできているという安心感」と

「引っ付いてやってくれるか」をみています。

私は前者を観る人を基本に相手にして(そうでないと成績は飛躍的に上がらないので…)、

そういう人たちを裏切らないように常に精進しているつもりです。

「基本は実力でなんとかします」というスタンスの親御さんと、

「それを前提でやっていただけるのであれば

こちらは全力でサポートしてかゆいところに手が届くようなことまで、

できる限りのことはやります」っていう信頼関係ができてこそ、

家庭教師の仕事は成り立つと信じています。

そして、そのプラスの思考が学生の推進力にもなるんだと信じて、

引き続きごひいきにしてもらってる学生の指導に精を出そうと思います。

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