さて、今年の我が軍の最後のマーク模試はなかなかの出来でした。
120点でうろうろしていた学生がついに180点までつめたり、
4月に二桁だった学生が160点まで跳ね上がったりして、結構面白い学生が出てきました。
予備校では一部下剋上みたいになったようにみえますが、
所詮塾内の闘いなのでこういう学生にはもっと上を目指してもらおうと思っております。
いつもの上位学生たちもついに180点近辺をしっかりキープ、
リスニングも90%をとれるような実力に様変わりして、
紅葉のごとく学生の実力が彩り始めました。
まあそれでも所詮マーク模試の結果なので冷静に判断しなければなりません。
本番でとれなければ意味ないので、とにかくこの雰囲気を維持して頑張ってもらいたいと思います。
マーク模試というのは、ある程度の実力が付いてある程度練習をすれば、
180点ぐらいは狙えるようになるものです。
今年の我が軍の学生は10月終わりまで記述形式の問題にとにかく傾倒し、
一時的にマーク模試の結果が芳しくなかったのですが、
ちゃんとこの時期にまとめはじめるor
12月のプレテストでスコアを出すぞーっていう状況になりました。
(本当に今年は焦った150点台も複数いて、一時期萎えて授業放棄したかった……
でも、一生懸命やってくれてたからもちろん放棄できませんが……)
マーク模試をやたら訓練している人もできるようになるのですが、
記述模試系or細かい解釈が必要な問題になるとマークで培った実力ではたかが知れてきます。
記述からのマーク転換はいけても、その逆は難しいor相当の国語力と表現力を要するわけです。
では、なぜ記述からマーク形式のフォローはできるのか。
それは記述系の問題が代名詞を追うことや英文を和訳すること、
そして英語のロジックを駆使しないといけないまとめ力等が必要になるので、
選択肢に答えがあるのであれば、
選択肢の切り方や注視することを身につければ数か月もあればできあがるんですよね。
灘高の学生の多くはセンター対策など直前1ヶ月、
ひどい学生は最後まで難問に立ち向かって1週間で
センター試験対策を仕上げる強者もいるそうです。
そう、彼らのようにちゃんと普段から英文を読んでいるからこそ、
自分が受験する形式に慣れることだけして乗り切ることはできるのです。
まあぱっとできない人はいるかもですが、
それでも2ヶ月もがーーーってやればマークの実力は結構出来上がります。
皆さんはちゃんと指示語を追うことや接続詞をしっかり解釈しながら読んできましたか。
なんとなくやっていた人はこの先もなんとなく点数が取れるだけで、
満点にならないことに悩むと思います。
ちょっと伸び悩んでいる人は解釈の参考書などに戻ってみるといいかもしれません。
頑張りましょう!