ここ最近、個別で見ている学生で「あー、もっとやっとけばよかったなー」っていう学生が
私の周りに減りました。個別の学生の多くは、
「いや、結構日々勉強してきたので大丈夫!明日の試験頑張ってきます!」
とか、「結構やったんだけど、まだ詰めが甘いかもって思えるんです。
でも、そうだったら実力不足だと認めるしかない!」
っていう、ある程度やり切ったぞ!感をもって試験に臨んでいたりします。
これは非常にありがたいことで、日々の生活でしっかり勉強が根付いている証拠なのかなって思います。
もちろん、こう言える学生の成績はというと、
結構良い、もしくは頗る良いなんですよね!!
そして、ダメだったとしても「えー、今回はこれでもダメだったのか!」って嘆いても
講師側のアプローチが威圧的でなく、建設的で改善点をしっかり提示すれば
大きくへこむことがなく、次の学習に進めることができるんですよね。
「できなかった!」ではなく、
「今回、結果に縁がなかった!」って考えられるようなアプローチを心掛けているのが、
ここ最近の私の指導です。
やってこなかった学生ほど「嘆きます」。
そして、「~ができなかった」というネガティブな表現しか浮かばれないのは
実力とあまりにも乖離した目標を立てているせいか、
できるはずなのに実際にはできていないで昔の自分に悔いているかどちらかが多いです。
これが健康面の理由であっても、大きな言い訳にしてはいけません。(大病でしたら仕方ないですが…)
「風邪」レベルでしたら、風邪の予防をしなかった自分が悪いぐらいに思ってください。
(私も声をからせるのはただの修行不足で、
プロならご飯を食べて万全にするのも当然仕事だと思ってます。)
言い訳等はとにかく大きな試験が終わった後、つまり2月3月にとっておき、
今はそれ以上にやっていないと思ったら反省というか、
(反省は当然必要なんですが…)嘆くよりも手を動かして勉強することをとにかく第一に考えてください。
ある学生が予備校で「全然結果が出てないっすね」って言っているのですが、
その後にはすぐ「何したらいいですかね?」って切り替えて、次のことを考えていました。
若干思慮を欠くようにも見えますし、もしかしたら見えないところでくそーーーー!ってなってるかもですが、
朝早くから起きて、自分でしっかり準備している彼の姿は本当にほめたたえるに値します。
そして、私はその姿を見ていつも「無力だ」って自身を思い、
どうしたら彼の成績がもっとずば抜けるかなって考えようって彼の行動から思わされます。
今の受験生に言い訳も、泣き言も、倦怠感も必要ありません。
一心不乱に思った通りに、そして不安になったら講師に何をすべきかをいただき、
突き進むのみです。突き進むのが怖い人は、いつまでたっても結果は出てきません。
怖いのはわかりますが、それでも突き進んでください。それしか不安を消し去る方法はありません。
それができないというのであれば、受験では相手に敵いませんし、
辞める方がいいorその現実を受け入れましょう。
でも、みんな受験生は怖いんですよ。絶対に受かる人なんていませんし、どんなに訓練している人でも
しくじることは起こり得るわけで、そこは平等です。一歩進む勇気が実力アップを現実味にします。
まだまだ時間があるので、頑張ってね!