さて、医学部受験が近づいてきたわけですが、そろそろみなさん受験準備というか、
赤本を解き始めているのではないでしょうか。
我が軍にも赤本を解くように今月から指示し始めますorもうしています。
今年は10月終わりまで実力作りに粘りに粘ったので、
赤本を解き抜くのは少々遅いのですが、記述に関しての実力はほぼ完成しました。
医学部予備校の学生たち(上のクラス)は記述系の内容はさらっとまとめられるでしょうし、
あとはマーク系の問題に慣れることと、
センター試験を乗り切ることに焦点を合わせて頑張る予定です。
下のクラスは少々大変ですが、一部結果が出始めている学生もいるので、
この調子でうまくもっていけば受験でも戦えるかなって思う反面、
赤本でごり押ししていかなきゃいけないかなっていう危機感もあります。
文法事項が全然仕上がっていない学生は正直ここであがいてもたかが知れています。
でも、それでも頑張ってほしいものですね。
ただ、特に後者の学生ほど医学部に出てきた英文や医療系の内容を読み込もうとするのですが、
それはあまりよくないです。確かに医療系の内容はたくさん出てきますが、
それ以外の内容の英文も出てこないわけでもないので、
オーソドックスなものも触れる必要があります。
特に愛知医科や藤田は言語系の英文がたまに出てくるので、それでも触れていかなきゃいけません。
というか、こういう直前対策の前の段階で
多ジャンルの英文を大量に読んでほしいというのが本音ですがね。
我が軍の学生達にはオリジナルの英文をガンガン読ませていますが、
基本的に私は国立入試からの英文からしか抜き出してきません。
理由は国立の二次試験は記述問題を作るのが大半で、
英文もそれなりロジカルなものを選んでくるものだからです。
ロジカルなものほど指示語の訳出の練習にはもってこいですし、
難解な英文や単語も多いです。
私が国立大学で良く選ぶのは、北海道大、東北大、阪大、埼玉大の教養学部、
筑波、千葉大、静岡市立大の国際系ですかねー。
マーク式の問題であれば、基本的に医学部のもので済ませるようにしていますが、
基本的には同志社の文学部や、慶応の経済学部、早稲田の法学部と文学部ですかねー。
たまに日大法学部や愛知医科の数年前の推薦入試とかもクオリティは高く、
個人的にはよく指導に使います。というか、ロジックがきれいなので、学生にわかってもらいやすいですね。
といった具合で、選ぶところは大体決まっているのですが、
まああとは製作者がどの文が好きかですねー。
今年はあまり難問を作りおろししていませんが、簡単なものを沢山作りましたね。
それだけできないけど努力した学生が多かったのかもしれませんね。
まだまだ3か月弱あるので頑張っていきましょう!