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雑記

日常的に英語を口にすること

先日、英検準2級に合格した学生たちにスピーキングの授業をしたのですが、

ちょっと強めにダメだししてしまいました。

「えー、こんなんじゃ合格しないでしょう…全然ダメー」

すると、まさかまさかの号泣で、ちょっと配慮を欠いてしまい反省しました。

でも、それぐらい言わないと

あとあと笑えない危機感に襲われるよりはいいのかなって思います。

現中2からは英語のスピーキングはかなり必須になってしまいそうなので、

「英語がまったく喋れません」とは言えなくなるでしょう。

しかし、その号泣直後、その学生に感心したことがあります。

その学生、英検の問題と解答を10回分ぐらいコピーして、全部覚え始めているではありませんか!

直後ですよ!その日はもう1日ぐだぐだかなーって思っていたのですが(ごめんねww)、

早速直すために「あと何日だ?」とか「とにかく口にだそう」と努力をしておりました。

例えば、何かを書く際にはI will write something from now onとか、

I am going to go outsideとか 思いついて言えそうなことを英語で言うわけです。

最初は滞りがちなのですが、それでも出さないよりはましで、

身の回りのことから英語で言えるようにして、

テストの問題をやる際には少し発することができるようになってました。

スピーキングは自発性の問題が結構絡んできます。

「話そう」って思わないとお話ってしませんよね。彼女にはそういう意志がちゃんとあったわけですよね。

英単語を覚える時も、新しいフレーズを英作文で使う時もやはり音に出してみるのはアリですね。

音読も暗唱!っていう感じでやれば意味があるかなって思います。

そして、私が一番言いたいのは、「書ければ話せます!」ってこと。

英検でのスピーキングの練習で、私は一切話せない学生には

設問を読ませて、no1~no.5の問題を3~4分で書くように言います。

スペル等は間違えていてもいいです。書く練習じゃないので…。

その代り、スピーキングと同じレベルで書く思考が追いついているかどうかが大事で、

まずはその訓練をさせています。それさえできない場合は、解答の書写ですね。

そこで答えのパターンに気づき、できるようにするわけですね。

というわけで、書く力っていうのはスピーキングの土台をつくることを知っておきましょうね。

わが軍のスピーキングの授業は結構先になるか、ライティングと半々の授業になります。

でも、スピーキングはできるだけネイティブにやってもらうのがベスト!

私の役目は、リーディングとリスニングの基礎とライティングを習得させることに絞っております。



そんな感じで、これから英検の二次試験です!

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