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2016年度版 中学生になってからの英語(1) ~これがスタンダード!!~

さて、先日のニュース、いや連日のニュースと言った方がいいですかね、

大学入試の4技能試験がかなり濃厚になってきました。

仮にそうでないとしても、外部試験を認めることを考慮すると、

もはや従来の入試対策ではダメだなって日々強く思うようになってきました。

それでも、講師の方も簡単に対応策を変えることはできませんが、

中1~中2の学生には今まで以上に急ピッチで指導進度を上げております。

そんな過渡期を迎えている英語教育業界と中高指導事情ですが、

この先、特に現中3から後に受験を迎える学生さんは

英語という教科をどのスピードでどうやって習得し、

どのぐらいの目標を立てなきゃいけないか、今回私の見解で少し書きます。

正直、従来のリーディング・和訳重視60%・リスニング+ライティング40%という思考は

かなりやばい。今は良いですが、この先ドンドン状況や求めるスコアが変わる可能性は高いです。

思考としては、リーディング:リスニング:ライティング:スピーキングの比率を

英語が苦手な学生のことも考慮してですが、3:2:2:1ぐらいの比率だと考え、

今まで以上にリスニングとライティングを完璧にできるようにしていかなきゃいけません。

しかも、ライティングに関しては和文英訳ではなくて、ある程度形式ばった意見文などのエッセイ、

友人等に送る手紙がささっと書けるレベルになることを要求されると思うべきです。

さらに、スピーキングも英検二級レベルの絵に関する説明が

簡単にできるようにならなきゃいけないと思っていてください。

とにかく、最低ラインが英検2級で高得点~英検準1級取得できるスコアが要求され、

それが取れない場合、行く大学のマックスがかなり低くなり、

具体的に言うと、なんとか乗り切れそうな高3時で偏差値50~偏差値55の学生ぐらいが

もはやMARCHに手がかからなくなるかもしれませんっていう具合です。

名がある国立への進学はかなり厳しいでしょうね。

他の科目で逃げ切るパターンも随分消えてきましたが、

英語がある程度できていないと難関大学を受験することすら躊躇するでしょうってノリです。

大学に行くことができなくなるっていうのはいいすぎですが、

大学のレベルが二極化する可能性はなきにしもあらず、

そして、この4技能改革で良からぬ方向へ向かってしまう大学も多分出てくるかもしれません。

例えば、「うちは入試は従来の方式通り。それでうちのネームバリューを手に入れられますぞ。」

っていう姿勢の大学はこの先あるでしょう。学生の受験料で大学経営を賄うことを考えれば、

日本の中での最低限度のネームバリューをとどめておきながら

最低ラインの知能を持つ掃き溜めみたいな感じの体裁にしても

(教育的にはよくないですが)一時的でも儲けることはできますから、それをする学校はあるでしょう。

しかし、無論この先10年後を迎えれば、そういう大学はかなりやばい大学になると思います。

反対に伸びてくる大学も出てくるかもしれませんので、

今後は偏差値や中途半端なネームバリューで大学を選ぶよりも

安定した(入ったら最悪自分でなんとかできる)旧帝国大学・早慶上智へ行くと思って

本気で勉強し、日本の外でお勉強していかなきゃダメかもぐらいに考えておきましょう。

となると、もはやテストに合わせた4技能とかどうでもよくなって、

結局は総合的な「英語力」をつけなきゃダメだっていうことに気づきます。


そんな英語力を創るために必ず意識しておかなきゃいけないのは、

中学校3年間までに高3ぐらいまでに行う基礎文法力を身につけておく

つまり中学3年間で現在の5年間ぐらいで行う英語を身につけてしまうってことです。

はっきり言って、最難関(ここでは旧帝+医学部全般+早慶上智)に現役で入るのであれば、

このことが出来上がっていない限り、挽回はかなり大変というか、無理な人が大半になってきます。

理由は単語・イディオムを覚えるのには一朝一夕ではできず、

それをある程度まで使いこなすまでに至らなきゃいけない状況になっていく以上、

高1~高3の期間は基礎的な文章を読めるという前提をもっておき、

その基礎をさらに醸造するべく難解な英文を読み込み、リスニングをし、エッセイを書き、

そしてスピーキングまで何とか手をまわしていかなきゃいけません。

もはやSVOCなんて呪文がわかることよりも、

実践的に使ってSVOCとか細かく分けなくても感覚的にわかる!

みたいにしていかなきゃいけないわけです。(つまりある程度の品詞がわかることです。)


3年前から中学生の指導をしている学生の90%がこのペースでやってきたわけですが、

今高1を迎え、無事最低限のリスニングと英作文ができるようになってきました。

(英検2級で高得点を取れるレベルor普通の国立大学の自由英作文で8割取れるレベルを想定)

このレベルに到達するまでをなんとか高1終わりから、高2の夏ぐらいまでに終わらないと

スピーキングにぱっと移行することができないでしょうね。

今はここまでやっていれば模試では偏差値70~75は堅いし、

余裕で国立のために多科目学習ができます。

でも、このペースがスタンダードレベルで考えておかないと、上位での受験ではもう勝てません。

高校0から勉強して旧帝大へ入ることがかなり難しくなり、

高校0から早稲田慶応を狙うとしても、英語で躓くと今以上に現役で行く可能性が低くなるでしょう。

つまり、私みたいにチンピラ生活をしていてからの早稲田現役合格(現役時教育補欠ですが……)は

夢のまた夢……まあ私みたいに独学で試行錯誤を重ねながらのお勉強でなく、

ノウハウをさがして、自分にあった指導や指導者を見つけてやっていかないとかなり難しいでしょうね。

今では「先取り」と言われていますが、これからはこれがスタンダードです


もしこれから中学生になる学生さんやそのお母様がこの記事をみていられましたら、

参考にしていただけたらと思っています。
cancan
Posted bycancan