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自分ができるものだけをやってる人は成績が伸びづらい。

私の授業で心掛けていることは、「簡単な問題をやらない!」です。

もちろん最初は簡単な問題を2~3問扱って説明しますが、

そのあとからはガチの入試問題を扱います。これは中学生も例外ではなく、

簡単な問題をやらないようしています。

簡単な問題を自習でやることにすると、反復っぽくやった方が効率がいいし、

「わかったから大丈夫!」って自分のさじ加減でやめることもできますよね。

しかも、授業で難しいことをやって復習したことができなければ、

「この基礎が足りないのか!」ってなって、また簡単な者から復習できるし、

難しいことをやるだけで、復習の流れも作れるのです。


でもこれをよしと思わない人も結構います。

実際に予備校でこのスタイルでやっているのが私だけで、

「ここまでは自分の受験に出ない」、

「やる必要がない」って具合に自分の限界値を勝手に決めて、

敬遠する学生も少なくありません。自信も奪われますし、リスクは大きいです。

でも、そこで自分に甘えているのはどうでしょうか。

受験期に簡単なことや自分のできることだけやっている人が、

時間がないと言われる中で進化を遂げずに自分のテリトリーだけで勉強している人が、

成就するのでしょうか。

「成就」だけみると、きっと実るでしょう……ただ、それはすぐに結果が出るとは言い難い。

簡単な事だけを扱っていては、変化はわかりづらいし、顕著な伸びはありません。

大事なのは、

できることを反復するとともに、
難しいことに果敢に立ち向かうことです。


難しいことっていうのは、簡単なことが複雑に混ざり合ったり、

簡単なことでないように見えることです。

でも、難しいことのルーツは必ずシンプルなところにあり、

難しいことと簡単なことは実は関係ないように見えて、ものすごく関係しています。

ま、世の中のことはすべて1つの数珠つなぎのようにつながるわけで、

人間生活において関係ないものなんてありませんが、

問題を解く上ではどのつながりが重視されるかを絞らなければなりません。

だからこそ、

基礎をしっかり覚えて、その基礎と難問がつながるような勉強をしていかなければなりませんし、

難しい問題には立ち向かわなきゃダメです。

その連携パターンをどれだけ知ってるかで、問題が解ける量とスピードが決まります。

結局ある領域まではそのパターンを覚えることが大事だということですが

難問はそれを定着させるための指標としても役立ちます。

簡単な反復からは自分にプラスに働くものは何も生まれません。生まれるのは快楽だけです。

受験は自分から抜け出ていくもので、安泰な時間と場所ではありません。

多浪の人はこの事実に気づいておらず、とりあえず毎年受験してればどこかで受かるだろう!

ってダメなスパイラルにハマっている人が多いです。

受験はさっさと終わらせて、自分の勉強に進んでいくことが一番大事なのです。

頑張った結果ダメだったってのは仕方がないですが、

「受験な」状況から脱出するために頑張ってください。
cancan
Posted bycancan