大学生のときに書いた生徒への言葉です。
しかも学生は夏休みが始まるので、ちょうどよいかと。
手前みそですが、30分で書いた割にはよくまとまっていると自負しています(笑)
よかったら読んでみてください。そして、学生が奮起してくれたらと思います。
夏休みは、英語の学習、楽器の習得、人間的成長のための絶好の機会である。それは長期間、同じ生活、同じ訓練をすることにより、ある習慣を身につける絶好の機会だからである。もちろん、この機会を利用して、不良、なまけもの、使えない人間、遊び人、登校拒否人間、等になることも充分可能であるが、それらの性質と全く異なる逆の人間、すなわち、できる人間、勤勉な学生、他人から天才と呼ばれる人間、になることも充分可能である。諸君には自由な時間が与えられている。それは私から見れば、一生分の時間が与えられているようなものである。是非、休暇中の一時間、というよりも、一分一分をしっかり見つめて、正しい行動をとることを希望する。
英語を習得しようとする諸君は、毎日その気になれば20時間ぐらい、自由に勉強できる時間があたえられたことによって、喜びに打ち震えるであろう。諸君は夏休みだからといってプールに行くことにも関心がなく、花火大会もどこか別の世界での出来事のように感じるだろう。諸君は、勉強をし続けなければ、別の自分がその間に形成されてしまうことを知っている。何をつかんで次の瞬間を生きるかを知っている。また諸君は、ものには秩序があって、同時にそれを進行できないことを知っている。
イエス・キリストは、宗教の勉強をしている人間を弟子にとらなかった。これは当時としては異例なことである。彼の弟子は猟師(ペテロ)であり、嫌われ者の取税人(マタイ)であった。キリストの判断基準は、魂を燃やして、今を真剣に生きている人間かどうかであった。彼らはイエスに声を掛けられた瞬間に皆弟子になった。悩みある者、迷いある者は、私の弟子ではない。諸君はなすべきことをすでに知っている。迷いある者、悩みある者に私の言葉は届かない。
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