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確認作業の方法(モデル「独白」)

最近、読書をする時間が増えています。

それは執筆作業をするようになったからというのもありますが、

それ以上に生徒に、

英語以外のことで少しだけでもまともなことを教えてあげられるために、

知識をつけていこうという意志の表れからもあるような気がします。


そして、本で培った知識を実際の受験勉強や、

勉強する姿勢に置き換えながら話すことで、

私の知識はより強固なものになっているように思います。


もうたいていの高校が夏休みに入ったので、

私もフルスロットルで授業をします。

私のフルスロットルの授業は、容赦ないです。

例えば、1週間で単語を200個ぐらい覚えさせたり、

一単元に出てくる英文をおよそ20文ぐらい一語一句間違えないように、

毎週テストします。(きつくないか(笑))


しかし、もちろん完璧にできる人は多くありません。

7割から8割できていれば普段は合格にしますが、

やはり半分以下の得点しか取れない生徒も少なくありません。

生徒に「なんでやねん?やったことをまんま出しただけなのよ?」

というと、

やはり、生徒は異口同音に「覚えられない」と言うのです。


んー、確かにできない人もいます。

でも、授業でやったそのままの英文を覚えていないで、応用問題ができようか。

いや、できません。

なので、覚えることが苦手な人にとっては苦痛かもしれませんが、

時間をかけてでも覚える物は最低限覚えてもらっています。

しかし、生徒はみんなこうも言います。

「やったんだけどなー。忘れてしまうんですよね。」


このことを、私は「やったんだけどできない」症候群と呼ぶようにしたのですが、

ここ昨今みる学生からこのフレーズをよく耳にします。

一つは、理解重視の勉強に偏っているからです。

最近の学生さんはすべての核の部分を理解して、

なんとか答えを練りだそうという傾向にあります。

それは確かに半分正解だと思いますが、

それだけですべて処理するのは野暮だと思います。

受験はスピードが命の部分もありますので、

極力覚えながら、理解しながらという

交互に2つの作業をしていかなければなりません。

この「知識を核から知ろう」という精神を、

もう少し学生さんには便宜的に考えていただきたいものです。


もう一つは、

確認作業が甘いからでしょう。

正直、講師と生徒の間には理解の深さが違うのは当然ですが、

学生さんの中には「とりあえず目は通したから、なんとかなるでしょう」という

感じで勉強内容を捉えているので、

どこかあいまいになってしまい、知識を断片的に捉えてしまうのです。

生徒に単語テストをさせても、「3語で覚えてね」と言ったはずなの知識も、

断片的にしか捉えきれていないという間違いが多発しているように思います。

(例えば、「~と関係がある」というイディオムの一つに

be related toとありますが、これをrelateでしか覚えないというようなことです。)

このあいまいさが結局得点に繋がらず、

学生さんは勉強に対して徒労感しか覚えないのです。


実際、

この受験期の間にどうしても、学生はこのあいまいさをなくさないといけません。

大学に入ったら、自分が勉強したい分野の知識が津波のごとく、

私たちを浸食してきます。

その知識量に耐えるためには、

ある程度便宜を図らないとやっていけない部分があります。

そして、極力手に入れた知識を落とさず、学生は受け止めていければなりません。

こう言った境遇が学生に近い将来待っているわけで、

その境遇を目の当たりにする前に、

知識の取りこぼしをしない練習をするのは至極当然だと思っています。

言ってみれば、野球部でゴロを捕球する練習をするのと遜色ないのです。


そこで、この確認作業がより安定したものになるように、

自分で自発的にできることが2つあります。

一つは、お友達に説明することです。

誰かに説明することで、「他人のために」という思考になるので、

あんまり適当なことは言えなくなります。

そして、人に伝えようとするためにいつも以上に知識を気にしようとします。

こういった作業は私も友達とよくしていました。

勉強仲間を作る上では、必要な手段だと思いますし、

自分の得意科目の確認ができると同時に、

友達から新たな情報を得ることができます。

友達が多い人は是非これをしてみてください。


もう一つは、一通り練習したり、覚えて理解した気になったものを、

言葉で発してそれを自分の耳で聞いて確認してみてください。

私はよく新しく覚えた知識事項はこのように口にして、

論理性に問題がないか確認します。さらに自分の研究分野に組み込めるか、

仮説を立てるようにしています。

この仮説を立てるレベルに到達すれば、応用問題にも対応できます。

私はこの方法で数学を1日20問ぐらい解いていたことがあります。

まあ、シェイクスピアがよく使う「独白」(soliloquy)ですね。


こんなことを意識的にしていれば、たいていはなんとかなります。

そして、この方法はどんな科目にも応用できる、

万能な方法ですので、是非癖にしてください。

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cancan
Posted bycancan

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