FC2ブログ

部活・習い事を捨てる人たち!(現実をみて決断する人たち)

今年のある学生は「医学部行くことが優先で、

しかもあと英語だけできあがれば受かりそうなら、俺はテニスをやめる。

大学へいってやればいい!」

って行って、来週にもテニスを中断するそうです。ものすごい割り切りようで、

私も感心しました。

これまで部活や習い事を最後まで続けたいと言って、

だらだらやっていた学生ばかり見てきました。

そして、そんな学生たちの多くは大学受験に失敗し、

入れるところへ入っていったってパターンが多いです。

中にはもちろん、「部活を3年間楽しくやってきたから、浪人しても悔いはない。

一生の1度の中で一生懸命何かに打ち込めるのは高校生ぐらいですから、

1年のロスなんてどうってことはない。浪人の1年は全部勉強に捧げます」

こういう学生なら応援したくなりますが、そこまで肝が据わっている学生も稀です。

そして、そうやってうまくいく学生も実は少ないでしょう。

浪人になることがわかっていると、現役の時間を甘い方へ甘い方へ向かわせて、

無駄に使ってしまう方が多いからです。


そんなわけで、辞めるなり、来年を見据えて頑張るなり

色々な形で割り切れない学生はうまくいかないと言い切っております。

でも、学生ってそれでもわからないんですよね。「今しかないからやるだけはやる!」

みたいにマンガのセリフのようなことを吐きながら自己肯定をするわけです。

そして、受験が終わると、「部活があったから仕方がない!」と言い訳をして、

部活を続ける意思を持った時の言葉の美しさを見事に台無しにするんですね。

こういうイタイ感じにならないためにも、

高校生には人生を俯瞰しながら決断する必要性を求められていることを忘れないでください。

埼玉にいたときに国立の薬学部へいくと言った学生も

結局群馬大学の医学部へ現役でいったのですが、

指導していた時に野球部をやめるかどうかをなやんでいました。

私は「甲子園に行けるかどうか、

そして行きたいと思えるかどうかがその決断を決めるんじゃないの?

最後までやり切るという意味だけ考えていたら人生棒に振るからね。

今はそんな悠長なことを言っていられるほどゆるーく世の中回ってないし、

速い決断が求められるから1週間だけよく考えなさい。」

って言っていました。

(大学出るか出ないかのときに言った言葉の割には辛辣だったかなってちょっと反省w)

その学生は2日後に、「部活辞めてきちゃいました。来年やります!」

ってあっけらかんとして、受験が終わってみれば、数学200点満点、英語180点 理科94点平均で、

国社が平均85点で余裕の合格でした。

今見ている学生にも同じようなことを言いながら、部活をやるやらないを決断させていますが、

おおむねやめております。やるなって言いませんが、

受験でいいところへいこうってなると、さすがに取捨選択しなきゃいけなくなるんですよ。

よっぽど中学の時に(灘とか開成とかのように)先取りをしていれば別ですがね…。


とまあ私はけっこうさらっと現実をぶつけてしまうので、「はっ?」ってなることもあるのですが、

指導生にはそれを分かってもらっているつもりです。それをわかっていながら、

「それでも頑張るんだ!」って言って課題をガンガンやるのが、

合格する学生の要素なのではって今では思っております。

今この瞬間に何を得るべきか、そしてどういかすかをつねに考えましょう。

それは本当の一瞬をみているのではなくて、

全人生を俯瞰した上での一瞬をみているってことです。

短絡的な、場当たり的な意味で言っておりませんので、あしからず。

受験生、頑張りましょうね!
cancan
Posted bycancan