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応用ができるためには基礎をスムーズにできることが先

先日、体験授業の打診を受けて、授業を展開しておりました。

このところ、正直多忙すぎたところもあり、体験授業を承っていなかったのですが、

どうしてもってことだったのでお受けしました。

その学生、非常に基礎ができており、

器用さをあまり感じませんでしたが、一生懸命に問題を取り組んでくれて、

個人的にはいい体験授業ができたかなーって思いました。


家庭教師をやっていると、基礎ができているなっていう現役生に会うことは結構稀です。

浪人生とかを相手にしていたり、最上位の大学等を目指している学生ですと

もちろん基礎ができているのですが、

私のところにはとびっきりずば抜けた学生はあまり来ません(笑)

すると、学生とはやはり基礎事項をしっかり固めようねって話になります。

私の授業では基本的に応用事項をする前に、必ず「このことを知っておくこと」、

「これができないと応用やっても意味がない」という事項を説明していきます。

理由はですね、複雑な構文ばっかりやっていると、

複雑な事しか問われないだろうなっていう考えしか思い浮かばず、

非常に簡単なことを見落とすようになるためです。

先週大阪大学の和訳の問題をやっていたのですが、

高校1年生までで習うような基礎事項だけで、しかも単語も基礎単語を覚えていたら

推測できるようになってしまう技まで伝授していたら、

別に色々なことを知らなくても解けるようになってしまった学生が出てきました。

複雑なことが文章の中でわかるようになるためには、

まずその複雑なことから離れて、基礎的な問題を大量にやることです。

そして、それをしながらも難しい構文問題を1日1つか2つの構文を覚えるだけにして、

難しいものを集中する時間を絞るようにします。

こういうことをしていると、毎回毎回「難しい技が隠れているかも!」って恐れながら読まなくても、

英文が読めるようになります。解答の省エネとか、解答のミニマリズムって言えますかね。

常に基礎からものごとを考えてから、応用へたどり着くってことをしていけば、

どんな問題に出くわしても8割方解けるようになってきます。

こういう自然なレベルで英語を解けるようにするために、

私はちょっと高い範囲までを基礎と言いながら、語法や構文を覚えさせたりします。

覚えることを増やすと、スムーズになることも増えるんですよね。

そして、その基礎事項のスムーズさが応用への道を切り開いてくれるんですよねー。

最悪、基礎ができればスラスラ読めて、応用に使う時間を確保できますよね。

応用事項を基礎からどのように転じていくかを話すのが

本来の英語講師の役目だと思いますが、最近は基礎事項を定着させる技量もみせるのも

予備校の仕事になってきてしまいました。

「学校の先生にはもう少し英語を定着させる指導をしていただきたい」と言いたくなる

学校も正直ありますが、学校の先生をどこに付加価値を置くべきか、

価値の位置づけの変化を見出していかなきゃですよね。

私は予備校講師として、引き続き基礎の大切さを話しながら授業を展開していきます。
cancan
Posted bycancan