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ヨーロッパにいる学生と日本の中高生の記述力の差

先週はずっと英作文の授業を30~1時間いれてみました。

結構文法事項をやってきたつもりなのですが、

それでもやはり書けるレベルに至っている学生は少ないです。

そして、文構成が全然できない学生もおり、

100点満点で考えると10点~20点というところですかね。

なかなか厳しいですねー。でも、TOEFLを基準にして判断すれば

それぐらいの実力だと今の内からお話ししています。

それに怯む学生もいますが、「もっとやらなきゃ!」っていう学生も結構います。

後者の学生達には是非とも今後の飛躍に期待したいです。

前者の学生は、まずは英語の苦手意識を取り除きましょうね!


こういう授業を入れ始めたのも、年々入試にライティングが入ってきている、

もしくは書きを意識させた問題が増え始めているためです。

表面的には選択肢の問題として処理できるのですが、

実は記述しながら答える勢いで処理させなければダメでしょう!っていう

問題も潜んでおり、

医学部受験系の英語の問題は、

センター試験みたいなてきとーに処理してもスコアになる英語の問題とは

一味もふた味も違います。

(逆に簡単になった学校もあり、私立医学部の英語の難易度は2極化してます)

従って、今後どんなに見ること中心の英語学習では限界が来るだろうし、

この先も英語を使えないことが目に見えているので、

やはり今年から今まで以上に書くこと・使うことを意識させています。


また、先日、あるヨーロッパ在住の中学生の英語添削をお願いされたときに

「日本の英語教育はやはりやばい!」って思いました。

文法の美しさ等は中学生が書くものですから稚拙なところもありますが、

ロジックと言いたいことはしっかりまとまっており、

何より的確な単語チョイスがしっかり行われており、

日本語経由させないで英語を学ぶと、使えるレベルには到達するなーって感心しました。

私が10年前にデンマークの中学校での英語授業を聞きに行った際にも

同様のことを思いました。デンマークはもちろん英語が使われない国ですが、

中学生であっても流暢に英語を話す学生は結構います。

文法的な美しさには問題がありましたが、伝えようっていうようなレベルでの表現は

中学生の時点で半分の学生は出来上がっています。

だからデンマークでは大学の授業はもちろん英語で行われているものも多いし、

ヨーロッパの他の国へ出ても、対応できちゃうんですよね。

もちろん、ヨーロッパで国籍が違う方も結構な頻度で出くわすために

毎日使うからできるようになっちゃうってのもあるのでしょうが、

それと比較しても、日本の学生たちは書けなすぎ、表現できなすぎです。


ただ単語を丸暗記しているだけではダメだってことを分かってもらうため、

そして、ただの丸暗記で今後の受験は絶対に乗り越えられない、

仮に乗り越えられたとしても、この先の人生に大きく影響することを伝えながら

英語の授業をしていきます。

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cancan
Posted bycancan