英検の自己採点を聞いて、
非常に頑張った!っていう学生と
そうでない学生の結果が顕著に別れた印象を得ました。
頑張った学生は最後の最後まで単語を詰め込み、文法をこなし、
長文読解のテキストを1冊ちゃんとこなしました。
一方、そうでない学生は直前になって単語帳をペラペラめくり、
問題集は結果的に一緒に解きましたが、復習などもあまりせずに
自分なりの解き方を確立しなかった、
もしくは私が指示した解き方を踏襲しなかったがために
合格点よりも下回っている反応が返ってきました。
まあいつものことなのですが、今回はちょっと違います。
今回は最後の現行の方式での英検で、
来年からは筆記やスピーキングが導入される級もあり、
今のうちに受かっておかなきゃって思った学生が殺到したはずなんです。
(三重の伊勢の方では、ちっちゃい子たちもたくさん受験していた話を聞きました。)
それをわかっていても、自分はちょっとだけ多めにやっておけばいいんだという具合で
この状況を甘く見ていたわけで、
見事に失敗するために失敗しに行った結果になったようにさえ思います。
(特に今回の英検二級は、本当に瀬戸際の闘いでしょう。
英検二級は間違いなく来年度のものは難しく感じるでしょう。
なんといっても2級でも筆記が入りますからね…。これに回るか回らないかで
合否が遠のく人も少なくないように思います。)
私は英検が失敗したことを咎める気はありませんが、
それ以上に、こういう過渡期に実力をまとめにきて、
ちゃんと危機感を持ってお勉強して結果を出す人がたくさんいることを、
今回「英検でダメでした」と言っていた人々にはわかってほしいなって思います。
特に今の中2~3の学生は、センター試験最後の年を迎えます。(中3は浪人したら)
今度は本気で勉強して医学部や他の最上位にはいらなきゃって
躍起になっている奴らがライバルになるわけで、激戦は必至。
熾烈な争いは避けられません。そのことを考えて、勉強する姿勢を考え直してください。
ちょっと危機感をイメージできれば成績が上がるだろうっていう学生は
多分たくさん潜んでいます。ちょっといつもよりも本気モードになる回数を増やしてほしいです。
そして、受験を乗り越えてください。
今、受験の人は本気で勉強してください。
受験期にラウンジで寝ている人とか、ひきこもってうーうー言っている方、
気持ちはわかりますが、今は今しかないっすよ。周りは思ったよりもやってますよ。
現実みましょう。怖いかもですが…。でも、近くにいる講師や教務やチューター、
そして何と言っても家族たちが支えてくれますよ。頑張ってください。