今回は国立医学部の目標にしたいスコアや、
最低これぐらいはやっておかなければいけないだろうっていうのを考えてみます。
前回、国立医学部に入るためには、
センターで90%を取らなければならないというように書きました。
実際、医学部の平均は85%ぐらいだとお考えでいいと思います。
つまり、85%が足切りラインという感じです。
なかには地方国立大の医学部ですと81%ぐらいのところもありますが、
正直なところセンターで85%はとらないといけないでしょう。
センター試験の85%という数字は、
文系ですとかなりいいところが狙えるレベルです。
東大・京大を除いた旧帝国大、一橋が届くぐらいです。
文系で名大や阪大なんて狙っている人もこれぐらいほしいです。
というように、結構大変な数字だとは思いますが、
医学を心得ようとしている人間はこれぐらいできて当然だと思います。
それぐらい大変なんです、医学部は。
では、そんな大変な国立医学部にはいるために、
どういう割合でセンター試験の点数を取ったらいいのでしょうか。
これは結構大事です。考えてみましょう。
まず、英語と数学と理科系では、満点を狙ってください。
そして、これらの教科でどれか1つでも8割代を出したら焦ってください。
1つでも70%を出したら、
国立医学部を受験するのは諦めたほうがいいかもしれません。
というのは、挽回するのが極めて難しいからです。
なんで挽回が難しいかは、後ほど書きます。
これらの教科は最悪9割はおさえたいところです。
英語はどんなに難易度が高くても、
勉強をしていれば9割は取れるはずです。
正直、どの年も激ムズというものは、
数学や国語以外はないと思います。こつこつやって満点を取りましょう。
数学は、難易度が変動しがちだと思います。
今年のように数1Aが難しいときもあれば、以前の年のように数2Bが難しいこともあります。
しかし、いかにしてこの波を超えるかにかかっていると思います。
数学はどんな問題でもコンスタントに点数がとれるように、しっかり準備を入念にしましょう。
物理、化学、生物、地学は気合です(笑)(理科の先生、ごめんなさい…)
満点に近いスコアを取ってきてください。
ここまで英語、数学、理科系の話を進めてきましたが、
医学部受験生にとって問題なのはこの3つではありません。
問題なのは国語と社会です。
国立医学部受験のセンターにおいて、この2教科がネックになると思います。
まず、国語。
国語の満点はまず無理だと思っていいでしょう。
取れたらかなり優秀です。でも、本当にごく一部の人間でしょう。
先ほど英語、数学、理科系で70%を取ったらきついといった理由はここにあります。
国語で9割を望むのはあまり現実的ではないし、
勉強したからといってすぐできるようになる教科ではありません。
国語で挽回は無理とはいいませんが、奇跡に等しいと思っていいと思います。
センターの国語は、80%でさえかなり大変だと思います。
なので、80%取れたらかなり楽になりますので、これを目指してください。
もうひとつ、社会。
これはいつから始めたかで決まると思います。
高3から始めるのは遅いです!
自殺行為と思ってください。社会で9割取るのはいうほど簡単ではありません。
たとえ現代社会を選んだとしても、
8割取るのに最低半年はかかると思ってください。
ぜひとも早めの準備を心がけてください。
では、今回のことをまとめて、大雑把な目標を掲げてみたいと思います。
①夏までにマーク模試で全教科9割完成!!
②社会が高3の夏までにちゃんと終わるかどうか。
③センター試験までの日程から逆算して計画を立てられるか
マーク模試は偏差値よりも%を考えてください。
あの偏差値にはあまり信憑性がないです。わかりにくい。
ぜひとも参考になればと思います。ありがとうございました。

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