さて、進研記述模試が却ってきましたが、
我が軍は大勝というか、予備校全体がいいスコアで却ってきており、
ほっとしている一方で、出すぎたなーって心配している部分もあります。
でも、水を差してはいけない(というか、このブログをみていたらヘコむかも。
でも、ヘコまないで。よくできてるのはマジだから。)
今年の学生は本当によく勉強している方だと思うので、
私も協力したくなります。(去年とは大違いです(笑))
一人の学生は記述模試では見たことがないような偏差値が出た(75オーバー)ようで、
興奮状態でした。
予備校以外で指導することになった学生たちの進研模試をみましたが、
今年は本当に偏差値70オーバーがごろごろしており、
来週の9月に入ってから京都で指導するのが楽しみになってきました。
本当に偏差値70がごろごろです。怖いです。
私も少し本気でやらないとダメかもです。今年は(笑)
(まだまだやることいっぱいあるんだけどなー…)
とまあうれしい悲鳴がそこらじゅうで流れているのが今の我が軍であり、
これから我が軍に入隊する人々ですが、
こういう偏差値はあまりあてにならない学生もいます。
それは帰国子女組です。まあもちろんそれなりのスコアをとってきているのですが、
英作文のスコアでいちゃもんつけられることがあり、
思ったよりもスコアが伸びなかった学生がいました。
その学生、字数制限を守らずにオーバーしてしまったのですが、
書いていることは模範解答バリで、さすがに私も「これは点数あげていいよね」
って思い、その学生に「プラス8点のスコアで偏差値みていいよ」って言っておきました。
オーバーできるぐらい英語を書ける実力があるのにそれを評価してもらえないのは
さすがにムスってなりました。並び替え問題だってそうです。
「この与えられた単語での言い回しじゃなくても、
私ならもっとおしゃれな言い方で言えるし!」っていう帰国子女がいましたが、
全くその通りで、(その女性はそんな感じで並べ替えは全滅(笑)でも、英作文は完璧満点です)
日本の受験英語は記述、特に英語の記述には甘いというか、基準がめちゃくちゃ。
これでは、せっかく英語圏に行った学生たちを予備校が潰しかねません。
私も彼らには「受験であっちの指定に沿わないとだから、まあ頑張って覚えて」って
言わなきゃいけないのはぐるしいのですが、
まあそういう反面もっと覚えなきゃねーって思うこともあり、なんか複雑です。
でも、いいんです、帰国子女には帰国子女のいいところがあり、
それを生かした指導というか、半分自分たちの完成に依拠しようって思っています。
変に私の思考を入れすぎてもまずいのでね。
とまあ、模試のスコアをみていて、
全く今回は今のところ大きな問題を持つ学生は少ないのですが、
記述が多い国立志望のため、そしてこれから増えるであろう帰国子女のためにも
より柔軟な採点基準を作ってくれる人、
そしてそれを採点する採点者たちが増えてくれたらいいなって願ったりしています。
(いや、採点するのは大変なのはごもっともなんですけどね。
それでも、河合模試とか採点が微妙すぎて、
本当に文法の是非だけでまるつけているのもあった…)
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